日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

大阪出張中

 です。
 いつもは新幹線なのですが、費用の関係で人生初空路関西入り。初伊丹空港です。
 そもそも飛行機は、新婚旅行と、数年前に沖縄旅行、九州への出張2,3回しかなく、全然慣れていません。
 離陸の際の加速~ふわっと浮く感じ、着陸の際にだんだん高度を下げてく感じがとても苦手です。
 時間がかかってもできれば新幹線がいいです。

 今回は後泊。初アパホテルでした。無駄にツインのシングルユースでした…。贅沢。
 現地の人と夕食がてら痛飲し、爆睡。2時頃起き、せっかく持ってきたCPAPを装着し2度寝。
 センセーからは、飲酒後の寝落ちは危険だといわれても、意識不明だから寝落ちするんだし、そういわれてもねぇ。。


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月例会優勝。

 毎月やっている会の月例会。今日は22名の参加でした。
 常勝の練士五段他上段者が不調だった為、私ごときが優勝争いに絡んでしまい、挙句の果てに射詰(サドンデスみたいなの)を制し、優勝を戴くことができました。
 月例会は、2-5位は何度かあるんですが優勝したのは実は初めて。

 でもね。
 自分の欠点はよくわかっていて、中る事=いい射とは限らないんです。今回の射もその通りで、全然納得できる射じゃなかった。これでは審査は通りません。
 最近羽分け(射た数の半分)程度、中りはそこそこ出るんです。こうしたら中るというのもなんとなくわかってきました。もちろん判ったからといってその通りに身体は動いてくれないので、100発100中とはなりません。”こうだったから矢があそこに行った”というのが判る感じ。これが曲者で、判っているのにその癖がなかなか抜けません。たまたま周りの調子が悪く、自分の中りが良かっただけ。
 なので中った事、それで入賞した事は喜ばしい事なのですが、手放しで喜んでよいものか難しいところです。

 正射必中。
 正しい射は必ず中るのですが、正しくない射でもある程度当たってしまうのが弓道の悩ましいところ。
 正射目指して一層精進いたします。

 長い休みも今日で終わり。明日から2019年後半の始まりです。しかもいきなり大阪出張(^_^;)。
 最後にいい思いが出来てよかったとして、明日からお仕事頑張ります。
 あ、来週の遠的大会も頑張ります。


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障害者弓道について

 アーチェリーは、一般社団法人日本身体障害者アーチェリー連盟があり、障害者がプレイヤーとなる"パラアーチェリー”があるけど、弓道にはない。四肢欠損や不自由な状態でどのようにして射行するか。立ったり座ったり、弓に張った弦を引く動作はどのようにしたらよいか。視覚障害者はどのようにして的を狙うのか。聴覚障害者が弦音で取り懸けをする(弦に親指を掛ける)などの諸動作をどのように行なうか。
 弓道に限らず、武道は障害者にはあまり門戸を開いていない。本当にそれでいいんだろうか。障害者だって武道をやりたい人はいると思う。
 そんなことをつらつら考えていますが、youtubeをみていたら、同じような事を考えている人がいて、「プロジェクト射」という名前で個人でアニメ化されていました。

弓道専用の車椅子を考えてみる

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道」その1

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道」その2

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道」その3

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道・視覚編」

これ以外にも弓道をテーマとしたアニメを作られていて、経験者なら「あるある」的な感じで爆笑なものや、「弓道の新たな競技を考える」シリーズで、戦国時代の弓を最新の(架空の)技術を用いて試合にするものなど、とても興味深い。

 もっともどれも技術的にかなり難易度が高く、あくまでもフィクションですが、それでも障害者弓道などは、考えるに値する内容だと思います。

 それ以前に「LGBT」の問題について、全日本弓道連盟では考えられているのかなと思う。
 例えば、身体性で男性でも心が女性の場合、”肌脱ぎ”をしたくないとか、背板付の袴を着用したくない人がいるかもしれない。逆に女性が着物を着ている時の動作の”襷掛け”じゃなくて、”肌脱ぎ”をしたい人もいるかもしれない(もっともその場合は申し訳ないけど”さらし”着用で)。
 これなどは、射法に関わる事ではないので、決め事として認めればよいような気がします。

 利き腕の問題もあります。
 弓道の場合、左手で弓を持ち、右手で弦を引きます。それ以外はありません。左手も重要ですが、弓を保持するだけ。右手は”勝手”というくらいで、右手で微妙なコントロールをします。これ、利き腕が右の方がやっぱり有利。
 例えば、右利きと左利きでチーム分けをすれば済む事ですが、混在すると向かい合う事になり厳しいか…。

 いかんせん弓道は競技人口が少ない。
 今日も来週末の遠的大会の為に練習に行きましたが、台風一過で暑かったことも原因か、素晴らしい施設なのに誰も練習しておらず貸切状態。ほんと贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
 こんなに楽しい競技なのだからたくさんの人に経験してほしい。その為に考えることは沢山あると思うんだけどなぁ。

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「なつぞら」好きなら必見、「高畑 勲 展 ―日本のアニメーションに遺したもの」

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高畑勲展in東京国立近代美術館2019

東京国立近代美術館 2019.07.02(火)- 2019.10.06(日)
宮崎駿が稼いで、高畑勲が蕩尽する。スタジオジブリは、アニメーションの可能性を極限まで追求する高畑勲の為に作られたスタジオだと改めて実感する展覧会でした。

高畑の演出は常に製作期間や予算を度外視して完璧を求めます。だから一見すると「なんかすごいけど、面白みに欠ける」。しかしながら、細部に目を向けても破綻がないので、どんなに年月が経っても古びることがない。
高畑勲の監督作は以下の14作
太陽の王子ホルスの大冒険(監督・演出)
パンダコパンダ(監督)
アルプスの少女ハイジ(演出)
母をたずねて三千里(演出)
赤毛のアン(演出・脚本)
未来少年コナン(一部演出・絵コンテ)
セロ弾きのゴーシュ(監督・脚本)
じゃりン子チエ(監督・脚本)
柳川堀割物語(監督・脚本)
火垂るの墓(監督・脚本)
おもひでぽろぽろ(監督・脚本)
平成狸合戦ぽんぽこ(監督・脚本)
ホーホケキョとなりの山田くん(監督・脚本)
かぐや姫の物語(監督・脚本)

何気にほとんど見ています。監督作で一番好きなのは「セロ弾きのゴーシュ」。実は、「ホーホケキョとなりの山田くん」も結構好き。「太陽の王子ホルスの大冒険」は、まさに原点で、その後の宮崎駿に大きな影響を与えています。実写映画「柳川堀割物語」とTVシリーズ「赤毛のアン」だけ観ていません。
パンダコパンダ」は東宝チャンピオンまつりのプログラムのひとつで映画館で観たなぁ。40年以上経っても主題歌のサビが唄えちゃう。

日本のアニメーションが世界に冠たるものになっているのは、高畑勲の存在が大きい。初期作品から監督/演出作を時系列で振り返る事ができる。
もう一度高畑作品を観たくなることうけあい。

音声ガイドナビゲーターは、NHK連続テレビ小説なつぞら」に坂場一久(高畑勲さんがモデル)役で出演中の中川大志さん。
なつぞら」好きなら必見の回顧展です。



高畑勲展、東京国立近代美術館で夏開催!未発表資料を通して秘密に迫る | cinemacafe.net

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平和を希求する。

 朝は晴れていたけど、天気予報はずっと雨。確かに雲は多く、いつ降り出してもおかしくない感じ。なので結局練習に行けず、今日も1日引きこもり…。

 終戦の日の今日、正午の時報とともに黙祷を捧げる。
 74回目だけど、戦後20年してから生まれた私にとって戦争は、TVやスクリーンや本の中でのこと。「戦争を知らない子供たち」も既にこんな歳になってしまった。
 戦争経験者の親は既になく、あの戦争を知っている人は周りにほとんどいない。いたとしても戦争経験者は当時の事を語りたがらない。従軍した人は、今の尺度では到底考えられないような事をしていた(せざるを得なかった)からか、想像を超えた地獄を尚更語ろうとはしない。
 
 小さい頃は興味もなかったし、親に話を聞けば「自分たちは大変だった」だの「お前たちは恵まれてる」だの、批判の材料にされる戦時中の話は聞きたくもなかったけど、今となってみれば、我慢強く聞いてあげればよかったとも思う。
 恵まれている。
 確かにそうなんでしょう。着るもの食べるもの苦労をするということはなかったし、何より命の危険に晒されるってこともなかった。死はまったく身近にはなく、爆弾、焼夷弾、機銃掃射に怯える日々もない。
 今も世界のどこかで戦争があって、74年前の父母と同じような経験をしている人がいる。
 1年に1回、終戦記念日の今日くらいは、過去の戦争や今も苦しんでいる世界中の人に想いを馳せ、日本だけでなく世界中が平和になるよう祈ってもよいかもです。


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天候不順。

 西日本に大型の台風が向かっており、交通も運休が相次いでいる。
 関東直撃はないものの、ちぎれ雲が度々かかり、土砂降りかと思うとカラッっと晴れて、晴れたかと思うとまたドバーっと降ってなんともいやらしい。
 こんな天気だから外に洗濯ものも干せない。とはいえ汗まみれの道着は洗っておかないといけない。
 午後BBQの予定でしたが結局できず、ホームパーティに。
 
 せっかくの休みなのに引きこもり。。
 明日は遠的練習に行きたいけど雨が降ったらできないので、陽菜さんに晴れにしてほしいなぁ。


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「ゴジラvsモスラ」

 月末の遠的大会の為に練習に行こうと思ったら、定休の月曜(昨日)開いていた為今日は振り返休みということを知り、あえなく予定のない日となってしまった。小金井までは車で1時間弱かかるので事前に確認してよかった。

 で暇だったのでamazonプライムから「ゴジラvsモスラ」(’92)をみてしまう。
 
 主に戦場となるのはランドマークタワーパシフィコ横浜、インターコンチが出来た頃の初期のみなとみらい。ランドマークタワーが派手にぶっ倒れるのは昨年度まで勤務していたことを考えると感慨深い。
 クィーンズスクエアがまだできていない(建設中)でゴジラが横浜方面からここに立つ。大観覧車(コスモクロック21)の位置が現在と異なりますが、この観覧車は、遊園地(コスモワールド)が出来た時に移築されたからなんですね。観覧車が破壊されてバトラに倒れかかり絶体絶命の所をモスラが助け、その観覧車を持ち上げゴジラにぶつけるシーンは胸熱です。

 もっとも、私的にはゴジラシリーズの中ではあまり評価が高くありません。
 冒頭インディジョーンズまるパクリから、あらら…って感じ。そもそもこの映画にゴジラは必要ありません。地球の意思を体現し地球そのものを破壊しようとしている人間世界を攻撃する”バトラ”は、ある意味正義であり、ゴジラのスタンスも本来バトラ側ではないかと。一方のモスラも卵を運ばれ、巫女の小美人もさらわれて人間憎しのはず。と考えると3怪獣揃って人間側に敵対すべきところ、何故かバトラはゴジラと戦い、モスラは人間の味方をする。なにがなんだか。だいたいモスラって昆虫のくせにゴジラよりある意味強いというのも解せません。ただ昔からモスラゴジラより強い。幼虫の糸でぐるぐる巻きにされたり(「モスラ対ゴジラ」(’64))だったり、今回は鱗粉でゴジラの放射熱線を乱反射させるのは意味わからないけどなんかすごい。まぁ、自分より大きな蛾がやってきたら確かに怖いか…(^_^;)。
 モスラやバトラの造形は美しい。できたばかりのみなとみらいでの大暴れ。
 公開から27年、最初に観た時よりは結構面白くみれました。
 

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ネオ書房に行ってきた。

 コミケ最終日。欲しい本もいくつかあったのですが、朝のニュースを見て相変わらずの大混雑ぶりに心が折れて断念。
 
 家で色々やることもあるのですが、切通理作さんが地元阿佐ヶ谷の閉店した古書店「ネオ書房」の店主となり新装オープンしたとの事をtwitterで知り、かつ小中監督のインタビュー同人誌を委託販売しているのを知り、衝動的に行ってみることに。。
 評論家であり、一昨年前、映画「青春夜話」の脚本・監督をされた切通理作さんは、丁度1学年上。切通さんは「怪獣使いと少年」をはじめサブカル的批評をされており、著作もいくつか読ませて頂いております。

 狭い店内の書棚は、趣味全開の本が並んでおり、そのうち自分でも持っている本がちらほら。中には切通さん所蔵の本もあるそうです。基本切通さんを好んで読んでいるのですから好みが逢うのは当たり前。

 私の蔵書数も小説まんが合わせると2000冊はくだらない。DVDを入れるとさらに増える。本は墓場まで持っていけない。と考えるといつか手放さないといけない日がそう遠くない未来にやってくる。燃えるゴミの日出すのは心理的に受け付けない。欲しい人がいたら差し上げるというのもありですが、さすがに古い本になると活字も小さく読み難い。
 BOOKOFFでは、本の価値ではなく綺麗か汚れてるか、新しいか古いかだけでの引き取り、綺麗じゃないと値段もつかない。目の前で殺さず見えないところで殺してもらうようなもの。
 定年退職したら、ネット古書店を開店するというのも選択肢も考えていましたが、実店舗で「これ欲しい」と言ってくれるお客様とのやり取りは考えるだけでぞくぞくする。切通さんはそれを実現したわけだ。なんとも羨ましい。
 立地的にも阿佐ヶ谷駅商店街の中で住宅地にいく通りに面しており、人通りは多そう。
 いいなぁ。理想的です。会社帰りにまた寄らせて頂こう。


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講習会と焼肉

夏休み2日目。
昨日に引き続き弓道の講習会に参加。今日は参加している会主催の月1回の定期講習会。午前中だけですが射技中心だったので10射。
見事に言われることは一緒。"離れ"ではなく"離して"いる。

これって、弓をやってない人にはわからないと思います。いっぱいに引かれた弓、弦。的に向けて離すと矢は飛んでいく。その動作は、射手が意識的に持っている弦を離すわけではなく、離れる”時”まで保持しているだけ。
「満を持して」というのは、事の実行に絶好の機会となる、充分な用意をして待っていた機会が訪れる、といった意味ですが、まさに一矢が放たれるのは、この満が持した状態、つまり、意識的に離すことは、満が持する前に意図的に離してしまう事。
 弓では、早気(はやけ)というのは、酷く嫌われます。これもまた満を持していないからで、単なる中て弓であると。的に向かい矢を射ているわけですから中てることは大切ですが、しかし中てるだけではいけない。
 そういう意味では、私、早気というほどではありません。しかし会に入った頃からいつ離せばいいか、どう離したら判りません。なのでつい”5秒以上持ったし、ここらへんでいいか”と思って「えいっ」って離しちゃう。
 今日も同じ指摘を受けました。見る人が見ればわかっちゃうんですね。こんなんじゃ昇段なんてできません。
 最近2,3本に1本は、いい感じの射が出るようになってきています。中りも羽分け程度になってきていますし、矢もまとまるようになってきています。しかしながら四段の基準は、

射形定まり、体配落着き、気息正しく、射術の運用法に適い、離れ鋭く、的中確実の域に達した者
 体配:体配身につき、息合いとの協応。適正な行射の運行(審査の要領、射手相互の間、失の処理など)。
 射法射技:縦横十文字の規矩と五重十文字。気息正しく射法に適った射術の運用。心の安定・気力充実した会。詰合い・伸合い。手の内の働き(正しい弓返り)、鋭い離れ、気合いのこもった残身。

 審査は甲乙2矢で行いますが、この2本を確実的中させないといけません。更に入場~退場の動作を息遣いに合わせて行い、射技そのものも充実したものを見せないと合格しません。合格率で言うと5%前後。特に昇段して数年では、1%に満たない笑っちゃうくらい狭き門。
 2、3回は覚悟してるんですけど、あくまでも確率論であって、1回で合格する人もいれば、何年も継続して受審しても受からない人もいます。2本中ったから昇段できるというものでもなく、かといって稀にですが、1本しか中っていなくても昇段できてしまう場合もあります。

 昇段することがすべてではありませんが、自分の射が中りだけでなく立ち居振る舞いも自己満足ではなく誰から見ても”いい感じ”じゃん、と思ってもらえる=昇段と考えると、一歩でも高みを目指すのは悪い事ではないのかもなぁと思ったりするので、せっせと講習会に参加をしてセンセーに見てもらってたりします。。しかしなー、莫迦だから物覚え悪いのと、そもそも運動神経皆無なんで、言われたことを実践できず、考えと筋肉が連動してくれない。あーあ。


 あ、焼き肉の話題触れてない!
 夕飯が、カミさん「なにもつくりたくないー」ってことで、家族でいつもの焼肉屋さんに。焼肉さん3人で行って7千円くらい。ま、夕飯代わりなのでそんなに飲んでないけど、安いわー。ファミレスくらいの値段?


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講習会

 今年2回目の市弓連の講習会。今回は21名参加。2段以下が約半分と初心者向けでしたが、基本的な事を振り返るとても良い機会でした。

 まず最初は、基本体の復習。基本体とは、

 基本の姿勢
  立った姿勢
  腰かけた姿勢
  座った姿勢
  つま先をて腰を下ろした姿勢(跪座、蹲踞)

 と、
 基本の動作
  ・立ち方
  ・座り方
  ・歩き方
  ・止まっている状態(停止体)の回り方
  ・歩いている最中(歩行中)の回り方
  ・座っている状態(座して)の回り方(これを開き足といいます)
  ・礼(座礼…一番浅い”指建礼”から”折手礼”、”拓手礼”、”双手礼”、上腕を付ける一番深い"合手礼"と立礼)
  ・揖
 まで、1時間半みっちりと。
 弓道の稽古、講習会というとどうしても射技中心になりがちです。少ない時間で大勢の受講者を見て頂くわけなので、それは致し方ないことだし、講習会で上位者に見て頂いて指摘していただき個人練習をする上でのヒントを貰う事を目的としてしまう人は多いと思います。
 しかしながら、弓においてはこの基本動作の部分というのは、射と同等かそれ以上大切な事。例えば全日本弓道大会では、100%の的中率があっても基本体が出来ていなければ予選すら通りません。
 そういう基本体を学ぶ機会というのは実はあまりなく、教本に書いてあるとはいえ、時間を取って教えて頂くのは大変ありがたいことです。私的に基本体って日常生活にも応用できる事と思っていて、日頃基本体を意識して身体を動かしていると「あの人姿勢いいよね」とか「立ち居振る舞いに品があるよね」とか言われるようになると思います。それが練習にもつながるとゆー。まさに一石二鳥w
その後は射技。午前一手審査形式で見て頂き、全体と個人別に指摘いただく。
午後は県連の伝達講習と射技指導。
ここ数回いろいろな先生に指摘されることはどの先生も一緒、ということはそこに課題がある。一番は力で離していること、あとは縦線のブレ。

「会の充実、離れの鋭さ、残身の伸び」
 先生が仰っていた言葉です。
 弓で一番きれいな、弓を目いっぱい引き切った形、それが”会”です。洋弓は、口元までしか引きませんが、和弓は2mを超える長弓を耳の後ろまで引きます。きれいですよね。そして、満を持して弦が離れ、矢が飛んでいく。離すのは駄目で、離れる。鋭い離れは意識的に離すことでは生まれません。そして離した後、両拳が肩筋に大きく伸びて、まさに”大の字”となって静かに立っている姿。

 なんで弓をやり始めたか。もうね、一言かっこいいから。ミーハーなんですけど、かっこいい射でちゃんと中てる。そのカッコよさは、一朝一夕ではできません。
 他人の目はどちらでもよく自己満足的に「今の射はかっこよかった!」と言える射を目指して頑張ります(^_^)v。

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