セブンイレブンだけで販売している月刊漫画雑誌「HEROS」に連載されているもので、コミックス化されてました。
雑誌の方は、創刊から何回か買っていました。でも自分の生活動線にセブンイレブンがなくて、結局中断。ただこのお話は気になっていたので、コミックス化はうれしい限りです。
お話は、あの「ウルトラマン」の続編の世界。科学特捜隊日本支部は解体され、防衛省に配属になっているハヤタ。防衛省下部組織の科学技術研究所所長になっているイデ。怪事件が次々に起こるが、もうウルトラマンはいない。ハヤタはウルトラマンと同化していた時の記憶を失っている。しかし、ハヤタの体内に残された"ウルトラマン因子"が息子進次郎にも宿っていて、超人的な能力を保持しています。
イデは宇宙からの脅威に対応すべく、ウルトラマンの能力を模したバトルスーツを秘密裏に開発。そのスーツをハヤタの息子に渡す。とこんな話。
なかなか面白いです。
どちらかというと、「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」が好きで、「ウルトラマン」は全部のサブタイトルが好きなわけじゃないけど、なんといっても銀色の巨人が活躍するカタルシスはこの物語から始まったので、リスペクトはしています。
今回の「ULTRAMAN」は物語も続編としてしっかり構成されていて、しかも、単にまたウルトラの星から新たなウルトラマンがやってくるという話ではないところもよい。
「ウルトラマン」の最後が、やはり地球を守るのは地球人だという事は、ウルトラマンがあっけなく宇宙恐竜ゼットンにあっけなく倒された後、指先ほどのペンシルロケット(開発したのは岩本博士(平田明彦))でやっつけるという前代未聞の最終回に象徴されています。
そう、いつまでも他人に頼っていては駄目なんです。
これまで頼りにしていたヒーロー、絶体絶命の時に颯爽と現れるヒーローにいつまでも頼っていては、成長はありません。
まずは1巻だけですが、今後どのような展開になるのかちょっと楽しみ。最終頁に出てきた"ゼットン星人"はいったい?新たな登場人物、諸星ってまさかダン??そして、進次郎君の運命やいかに。
蛇足ですが、新発売のこのレーベル。購入プレゼントでAKBの生写真をくれました。宮澤佐江です。麻里子さま、大島優子、百歩譲ってまゆゆなら良かったんだけどなぁ。。
- 作者: 清水栄一,下口智裕
- 出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ
- 発売日: 2012/09/05
- メディア: コミック
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