日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「こどもつかい」

 清水祟監督・配給松竹

 「呪怨」の清水監督の新作。滝沢秀明君映画初主演作らしい。タッキー扮するする"黒マントの男"が虐待されている子供をさらい、子供が帰ってきた3日後に大人が死ぬという事件が起きる。事件を追いかける新聞記者の駿也(Hey!Say!
JUMPの有岡大貴)が、昔、伊勢にあった上之郷サーカス小屋が全焼して、7人の子供と人形遣いの外国人トミーが亡くなってたという事件を見つける。駿也の同棲相手で、幼稚園の先生の尚美(門脇麦)は、虐待されていた蓮くんを保護する中、「ママが帰ってくるまで、自分がママになってあげる」といってしまうが、ママは既に死亡、蓮くんが施設に引き取られる時、ママになってくれるという約束を反故にされた怨みで、尚美にも黒マントの魔の手が伸びてくる。殺されるまでの3日間で呪いを解くことはできるか…。

 結論から言うとそんなに怖くなかったです。タッキーのコスプレはかっこよかったw
 「呪怨」や「リング」とかのジャパニーズホラーの真骨頂は理不尽に憑りつき殺されてしまうところ。「こどもつかい」は、子供の不興を買うという明確な理由がある。しかも児童虐待では、殺された大人の方が圧倒的に悪い。被害者側に感情移入が出来なければ、怖くとも何ともありません。
 そしてこどもつかいのタッキーは圧倒的にかっこよく、観客はどうしてもタッキー目線で見てしまいます。

 そういえば、子どもの頃家に"黒マントのおじさん"がやってきていたことを思い出しました。おもらいさんと親は言っていたと思います。少しばかりのお金とかお米?とかをあげて帰ってもらっていて、悪いことをすると黒マントのおじさんに連れて行ってもらう、といって脅かされていました。
 うらぶれたサーカスや廃病院(これは実際の廃病院でロケしたそう)とか、深夜のショッピングセンターとか、お化け屋敷的な怖さはあるし、ないよりタッキーを見るだけでもタッキーファンには美味しい作品かと。

劇中のこの歌が気味悪い。

ぼぉあんがー ぼぉあんがー
すてぷらい すてぷらい
カンクローさん カンクローさん
おいない おいない
かみのごサーカス おいないよ
あめじんトミーのしょうたいは

おいないとは方言で来なさいという意味らしいです。
sit down prease を"知らんぷりー"って言ったみたいな感じですね。正確にには以下の歌詞。


Boys and girls Boys and girls
Step right up Step right up
Come closer Come closer
Oinai oinai
kaminogou Circus oinaiyo
Amazing Tommy's show time now