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思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「今甦る少年ドラマシリーズ!ACT1:なぞの転校生」


神保町ブックカフェ20世紀は、度々琴線に触れるトークショーをやっていて、いつか行きたいと思っておりましたがついに参戦。
地下鉄神保町駅A1出口から出てすぐ。古書店の2階が喫茶ルームになっている、本好きにはたまらないお店です。

今回は「なぞの転校生」。主演の岩田広一役の高野浩幸さんがホストになっての開催でした。
ゲストも多彩で、"謎の転校生"山沢典夫役の星野利晴さん、香川みどり役の伊豆田依子さん、そしてサプライズゲストに大谷先生役の岡田可愛さんの4名。高野さん、星野さん、伊豆田さんは、2015年2月埼玉県川口市SKIPシティ映像ホールで開催された「NHK少年ドラマシリーズ. 「未来からの挑戦」復元上映会&少年ドラマシリーズ同窓会トークショー」以来。岡田さんが少年ドラマシリーズのゲストで登壇されたのは今回が初めてじゃないかな。
 高野さんは、「なぞの転校生」以前からの有名子役で、「超人バロム1」の白鳥健太郎(優等生の方)、「ウルトラセブン」「 第45話・円盤が来た」のペロリンガ星人の地球人体の少年、「帰ってきたウルトラマン」第15話「怪獣少年の復讐」(怪獣エレドータスの回)の少年など、数え上げるときりがない。岡田可愛さんはなんといっても「サインはV」。私の時代ではありませんが、日テレ系の青春ドラマ(青春とはなんだ('65)、これが青春だ ('66年)でっかい青春('67年 )進め!青春('68))でもメインの女生徒役でした。
 お話しは、「なぞの転校生」撮影時の裏話を中心に。
 山沢役の星野さんのみオーディションで、他の3名は直接のオファーだったこと。
 全9話すべて渋谷NHKのスタジオのなかでも小さい方で撮影されたこと。運動会のシーンでさえスタジオ撮り、カット割りで広く見せていた事。
 山沢がピアノを弾いているシーン、近寄ってきた広一がピアノ上にあったメトロノームを動かし止めた後山沢に声をかける場面は、台本にも演出もなくすべて本番一発の高野さんのアドリブだったこと。星野さん曰く高野さんは本当に天才だと思った、との事。

 その後懇親会で、高野さんに直接テレビ東京ドラマ24でリメイクされた「なぞの転校生」についてお聞きしたところ、もともと主人公の父親役でしたが、最終回ラストのシーンは脚本になく、高野さんが脚本を書かれた岩井俊二さんに「最後出してくださいよ〜」の一言で脚本を変更、ラスト10分の少年ドラマシリーズのD15世界にいた岩田広一として登場する事になった、という事でした。
 それまでなんとなく現実と違う世界の話だと思っていましたが、テレ東版は違う次元の話、D15世界、すなわちNHK版が私たちの世界であるという認識ができた。つまりは、NHK版があくまでも原点という心憎い演出でした。

 
 このイベント、高野さんはシリーズ開催したいとの事。次回あったらまた参戦したいと思います。

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