日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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弓道三昧(2日目)

hee2012-10-07

(写真は、「七人の侍」最後の決闘シーンで知将、勘兵衛(志村喬)の弓を射るシーン)
 今日は午前中、9:00〜12:00まで3時間、審査形式練習。
 審査形式というのは、昇段審査を行う所作で、行射をするスタイル。射場が4人立と狭い為、ちょっと苦労します。
 あ、まずこの時点で、専門用語連発ですね。
 所作というのは、専門用語じゃないか…。弓道的に言うと、入場から退場までの動作の事を「所作」と言います。執弓(とりゆみ・弓と矢を持つ)の姿勢で、何歩目で上座(ま、前と思ってください)にお辞儀をし、何歩目で曲がり、みたいなのから、立ち座り、弓を番え射て、退場するまで全て決まりがあります。
 行射というのは、矢を射る行いの事。
 4人立というのは、4人でやる行射のこと。一般的に審査の時は5人立ちなので、若干行射の順番が異なってたりします。

 矢は2本持ちます。甲矢(はや)と乙矢(おとや)。羽根の付き方が異なってまして、最初に射るのは、甲矢、次が乙矢と決まってます。これを一手(ひとて)と言います。審査はこの2本で決まりますが、初段、弐段位は、的中は問われません。学科試験もあります。実技では、中っても昇段しない事もあるってこと。私なんか、弐段昇段審査の時、甲矢で、弦を切ってしまい、乙矢も中らなかったけど、認証頂きました。参段ともなると一本は入れないと昇段出来ないらしいです。それでも、審査の場合は中りよりも所作が重要視されます。試合の時は勿論中り本数が重要ですけど。

 という風に、弓道は動きをしっかり憶えることがまず重要だったりします。学生弓道の場合は、所作よりも中り重視と聞きますが、射儀の基本についてはしっかり身につけていないとそもそも矢が前に飛びません。たかが28mされど28m。

 そんな形でやっていましたので、今日はそれほど多く射ることはできませんでした。相変わらず昨日からの癖は抜けず、中りも殆ど出ずフラストレーションたまりまくりですorz。ホント、なんちゃって弐段で恥ずかしい。。

 明日は、弓道場のある多摩スポーツセンターで"体育の日無料イベント"のお手伝い。私は午前中だけですけど、デモンストレーションと弓道体験教室があります。その他の会場でも様々な体験会を実施。お近くで時間のある方は是非どうぞ。
http://kawasaki-tamaspo.com/2012.pdf