「経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目」新将命著。
所謂ビジネス書の類いですけど、結構楽しく、また興味深く読めました。中小企業の経営者さんに会う機会や研修をさせていただいたりするケースも多く、その大変さが判るだけにどうやったらお客さんに喜ばれて順調に会社が発展する仕組みを作れるかという事を、サラリーマンながら結構真面目に考えちゃったりしています。
この本は
第1章 厳しい環境だからこそ、語れる夢があるか
第2章 その夢は、社会にとって役立つものか
第3章 夢を語れるだけでなく、目標にして示せているか
第4章 目標を実行に移せているか
第5章 目標に向ってともに進める社員がいるか
第6章 心の通うコミュニケーションはとれているか
第7章 バトンを受け継ぐ者を育てているか
の7つの章立てになっていて、経営者としてあるべき項目をとても判り易く書いてあり、いちいち首是する事ばかり。著者の新さんは、外資系企業で社長を歴任した経営のプロ。その長い経験で得たものをまとめたものだから参考にならないわけはない。しかも恐らくお人柄なのだろう、人を大切にすることが経営にとって一番大切なことと全編を通して説いています。これね、私の周りにも読ませたい人がいっぱいいるわ…。もっともこの手の本を読んで、実践しない人が多いのも事実。
この本、自分で買ったのではなく隣の席の同僚から借りました。基本ビジネス書ってあんまし読まないんです。せいぜい読んでも年10冊程度。それ以外に読まないといけない本いっぱい積んでるし(^-^;)。で、何気に「面白そうだね」と言ったら貸してくれました。いつもは愚痴ばかりこぼしてる彼女ですが、ちゃんと自分でこういう本を買って勉強しているのってけっこう尊敬しちゃいます。私ももっと勉強しないとな。
- 作者: 新将命
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/11
- メディア: 単行本
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