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「宇宙戦艦ヤマト」(旧作/TV版)を観てます。


 新作ヤマトも残すところ第7章のみ。第6章の七色星団の決戦を見て、旧作がどんなだったか気になり観てみました。ただ前回このblogでも触れたとおり、七色星団の決戦は、大筋では旧作通り。その二話前のお話、第20話「バラン星に太陽が落下する日!!」が以外と面白かった。バラン星は大マゼランとの中間地点。この話は、劇場版ではカットされているんですが、ドメルの大胆な性格、戦略を知る上で欠かせません。
 "宇宙の灯台"バラン星。ここにはガミラスの太陽系攻略の前線基地があった。ヤマトはその基地を発見し叩く事を決定する。しかしこれがドメルの罠。ガミラスは、バラン星を回る人工太陽を作っており、基地襲撃に集中するヤマトの背後から基地もろとも葬る作戦を立てる。たかがヤマト1艦の為に、基地をつぶす。太陽が軌道を変えてヤマトに襲いかかってくる事に気が付いたヤマトは、波動砲を打つべく急いで回頭、人工太陽に正対しようととするが、時間が足りない。いよいよヤマトをつぶす時が来たと思った瞬間、ドメルの元にデスラー総統からTELが。「たかが一隻の船の為に基地をつぶすことはまかりならん」と。副官のゲールが密告をしていたのだ。人工太陽の動きが鈍り、間一髪ヤマトgは波動砲で人工太陽を撃破。園爆発の影響で、バランのガミラス基地も大爆発。結局ヤマトは打ちとれないわ、基地は破壊されて使い物にならなくなっちゃうわで、ドメルにしてみれば、ゲールの裏切りが許せない。
 その後軍法会議で死刑を宣告されるドメル。しかし、デスラーは判っていた。ヤマトに勝てるのはドメルしかいない事を。そこでドメルは特赦となり、七色星団での最後の決戦に臨む。


 ここら辺の盛り上がりは、新作よりも面白いですね。作画的にはさすがに厳しいけど、無理に整合性を取ろうとか考えてないでパッションだけでやってる感じ、とでもいえばよいのか。短気な古代くんが、艦長代理に選ばれるのもこの回で、バランの太陽が人工のものだと気が付いた洞察力がその理由って、ちょっと早計過ぎやしないか<沖田艦長。

 旧作ヤマトの映画って151分。それこそ台詞がソラで言えるほど見返してますけど、TVシリーズ全26話、約13時間のダイジェストに過ぎません。実は映画でカットされている話が、その前後のお話に結構影響与えてるんだよなという事が、TVシリーズを見るとよくわかります。
 とはいえ、ヤマトはやっぱり映画館の大スクリーンで観るもの。大宇宙を往く巨大宇宙戦艦。最終第7章「そして艦は往く」は8月24日公開。うん、それまでは生きていよう。