2013年・佐藤信介監督
原作未読です。公序良俗に反する書籍を狩る"良書隊"とそれに対抗して読書の自由を守る砦の図書館を守る為の戦闘部隊、"図書隊"との闘いを描く物語。
本は好きだから、"お上"が「これはいい本」「これは悪い本」と決めて発禁するなんていうのは確かに反対なんですが、このお話、どうしても無理があって結局最後まで物語世界に入り込めませんでした。
主人公の榮倉奈々、その友達の栗山千明、教官で榮倉の王子様、岡田准一もよい。児玉清、石坂浩二、配役は全て申し分ないのになぁ。
国の中に、警察、自衛隊以外に、焚書をする為だけの武装集団とそれに対抗する為に図書館が武装集団を持っているというのは、いくらなんでも…って感じです。ここら辺は原作でちゃんと語られているのかな。