日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

オバQ復刊。


オバQ』コミックス30年ぶり刊行 「時期が来て、すべての環境が整った」


 藤子・F・不二雄さんと藤子不二雄(A)さんの名作『オバケのQ太郎』のコミックスが7月24日に30年ぶりに刊行されることがわかった。版元の小学館が25日、発表した。■『オバケのQ太郎』は昭和39年に「週刊少年サンデー」で連載開始。小学生の男の子の家に住み着いた食いしん坊でユニークなオバケのQ太郎が引き起こす日常的な騒動を描いたギャグ漫画で、翌年には「小学1年生」など同社の学習雑誌でも連載が始まった。同年にはテレビアニメにもなり、初回から30%を超える視聴率を記録、主題歌がミリオンセラーになるなど一大ブームを起こした。■コミックスは手塚治虫さんが設立した虫プロダクションから独立した虫プロ商事が44年から全12巻を刊行。その後2度のアニメ化に合わせて、51、60年に小学館から全6巻の「傑作選」が出版されたが、その後は長く絶版状態が続いていた。今回の新装版刊行について、小学館では「時期が来て、すべての環境が整ったということ」と説明している。■新装版は虫プロ商事から刊行されたものと同じ内容。『ドラえもん』などと同じ小学館の「てんとう虫コミックス」から出され、グラフィックデザイナーの祖父江慎さんが装丁を手がける。1、2巻が7月24日に発売され、来春までに12巻まで刊行される予定で、電子版も同時に配信される。(産経新聞 6月25日(木)18時17分配信)


 私、藤子不二雄第一世代といってよいと思います。実写版の「忍者ハットリくん」白黒の「パーマン」「ウメ星デンカ」「怪物くん」そして「オバケのQ太郎」。物心ついた頃からホント良く見てました。カラ―テレビになってからも「新オバケのQ太郎」「ジャングル黒ベエ」。そして黒歴史になってる日テレ版「ドラえもん」。大ブームになったテレビ朝日の10分番組だった頃の「ドラえもん」は中学2年生でなんとか見てました。藤子漫画、アニメで育ったといっても過言ではなりません。

 そんな藤子作品の中でもドラえもんと並ぶ国民的キャラクター「オバQ」の原作が長いこと絶版状態だったという事を知る人はあまりいないかもしれません。その間「ドラえもん」は今だに毎週TVで放映され、映画化されていて、人気の軍配はドラえもんに上がっています。
 「ドラえもん」が純粋にF作品なのに対して、「オバQ」はF(A)不可分の作品で(A)氏側とF氏ご遺族の版権問題で発行できなかったという説が最も信憑性があります。

 (恐らく)版権問題がクリアされてこの度無事全12巻が刊行されることになったのは、初期藤子ファンとしては嬉しい限りです。「ドラえもん」もよいけど、「オバQ」のナンセンスな感じ、今も子どもたちに充分受けると思います。これをきっかけに4度目のTVアニメ化とかされたら見ちゃうかも。