日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

モハメド・アリ


 父親がボクシング好きでよくTVを見ていた影響か、格闘技といってもボクシングは結構好きです。「あしたのジョー」は永遠のバイブル。
 モハメド・アリは、アントニオ猪木との異種格闘技で初めて見たと思う。当時は世紀の凡戦ということで叩かれてましたが、ずっと寝たままキックをする猪木に幻滅したものです。とはいえ、タックル、チョップ、投げ技、関節技などプロレス技のほとんどを禁止されていた事を知り、ああいう戦い方は仕方なかったと納得できました。


 その後、例えば「愛と誠」の太賀誠の部屋にカシアス・クレイ(アリの本名)のポスターが貼ってあるとか、沢木 耕太郎のノンフィクション「一瞬の夏」の主人公カシアス内藤のカシアスはカシアス・クレイからとったものとか、ベトナム戦争兵役を拒否してWBA・WBC統一世界ヘビー級王座を剥奪されたものの、王座剥奪後の1974年ジョージ・フォアマンに挑戦し王座奪還をした“キンサシャの奇跡”とか、実に伝説のボクサーでありました。

 ヘビー級でありながら軽やかなフットワークで、蝶のように舞い、蜂のように刺す(Float like a butterfly, sting like a bee)と自分で言っちゃうくらい、すごかった。
 ビックマウスでしたが有言実行。後年はパーキンソン病と戦っており、アトランタ五輪での聖火台は、往年の名ボクサーの痛ましい姿に驚いたものです。


 享年74歳。世界中の人を楽しませた格闘家でした。