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「幻魔大戦 全20冊合本版」

幻魔大戦 全20冊合本版 (角川文庫)
平井和正著・角川e文庫
 電子書籍版を購入。これまで1万円くらいだったですが、タイムサービスで1,988円しかも997ポイントまでつくので、差し引きで991円。もともとの価格からしたら破格だったので、ついポチリ。
 勿論角川文庫で発刊当時に読んでいます。今から35年くらい前。それまで平井和正は数作読んでいましたが、幻魔には手を付けておらず、アニメ化決定した1982年頃から読み始めました。確か13−4巻まで進んでいたと思います。
 以来、20年くらい前まで、1,2年に1回は20巻読み返しをしていましたので、おそらく10回以上は読んでいるはず。
 
 3巻までは、スーパーサイキックアクションSFですが、その後帰国して幻魔大戦を通じて「光のネットワーク」とか言い出して新興宗教みたいになって、しばらくしたら主人公の東丈(あずま じょう)は失踪してしまい、弟子たちの物語になります。以降アクション小説でもSF小説でもなくなっていきますが、それが結構興味深くて次巻が待ちきれないほどの思いで読んでいました。そして決着をつけることなく20巻が終了。すっかり幻魔大戦の虜となって、正式な続編として書かれた「ハルマゲドン−第二次幻魔大戦」江戸時代を舞台にした「新幻魔大戦」多元宇宙の「真幻魔大戦」隙間を埋める「ハルマゲドンの少女」など幻魔ワールドの姉妹編続編は殆ど読みましたねぇ。
 90年代後半から電子出版を始める。時代的にはかなり先駆けていました。電子書籍として幻魔大戦の続編「幻魔大戦deep」「幻魔大戦deepトルテック」を出版。「―トルテック」は後にハードカバー全3巻が出ていますが、2万1千円と高価すぎ、今9800円になっており、いつかは読みたいけどちょっと躊躇しています。


 さてこの全20冊合本版は、角川文庫版をベースにkindle化しています。生頼範義の表紙、挿画も収録されていて、その数450枚と。しかも、リーダーの機能でイラストだけを見ることもできるといいます。
 実質千円ですので、1冊換算で50円以下。しかも生頼さんの幻魔イラストがまとめて見れるのも便利。
 
 読みだすと止まらなくなりそうなんで、時期を見て一気読みしたいと思います。
 
 この金額なら買いだと思いますw