義父が亡くなったのをSNSに写真付きでアップして信じられないという女性の投稿が話題になっています。
総じて「そんな夫は信じられない」「空気読めない夫、酷い」「夫、無神経」「離婚していいレベル」と、夫の非常識をなじる声が大多数。
私もさすがに写真はあげていないけど、blogには義父が亡くなった話を書いています。3年前、実父が亡くなった時も、今回実母が亡くなった時も流石に遺影はあげていませんが、位牌はfaceに写真をアップしました。
常識で考えればこういうことも非常識になるんでしょうね。消そうかな…。
feceをはじめとするSNSは、常に「楽しい話題を提供するもの」ということではないと思っています。「いいね」なんてサインがあるから、ついつい楽しそうな話題、共感してもらえそうな話題を投稿する事が良いことと思われていますが、それっておかしいと思うんです。
人って生きていれば楽しいことばかりじゃないはず。どちらかといえば辛いことのの方が多い。それにSNSって日頃会えない人への近況報告っていう側面もあると思います。
投稿者がどんな風な生活をして、どんなことを感じているかをネットを通じて伝える。それもSNSの大切な事だと思うのです。
当然、この問題にあるように奥様の写真を許可なく、しかも悲しんでいるところをアップするのはやっぱり問題があると思うし、基本自分以外の人の顔は載せないようにしています。
ネットに乗せた瞬間に拡散される危険性があることは承知していないといけないし、他人を許可なくアップすることはやっぱり問題があります。
冒頭の問題にしても、実際にその投稿、写真を見ていないから何とも言えませんが、奥様も新聞投稿する前にご主人と話をするべきです。「合唱。義父急逝」とのみ書いて奥さんの喪服後姿をアップするのはいけないと思う。少なくとも義父との生前の親交や想い出、妻に寄り添った言葉があればここまで奥さんを悲しませることはなかったんじゃないかな。
自分の基準が見ている人の基準と大きく乖離していることがあるので、SNSとの付き合いは難しいです。気を付けるようにしないと。。