衆議院解散を宣言した安倍首相。来月22日に投開票で、永田町を中心に全国的に激震となりました。
小池都知事が"希望の党"を立ち上げて民進党が実質的に合流とか。とはいえ、蓮舫はじめ散々小池都知事と意見を戦わせていた人々はそもそも考え方が違うので合流できないでしょう。どこまで飲み込むか小池さんの胸先三寸ですが、一歩間違うと希望の党の勢いをそぐ結果になりかねません。白に一滴でも墨を入れたらそれは白ではなくなります。
正直、自民党が良いわけではありません。とはいえ代わりになる政党、人物がいない政界で、やはり長い与党経験は、内外をまとめるのに強い力です。民主党時代の目に余る特ア隣国すり寄りは、決して日本の為にならないどころか、国益を大きく棄損します。大規模災害でも十分な指導力を発揮できないことが露呈している野党に政権を任せる選択はありません。でも、野党時代に大規模災害が起きる(阪神淡路→村山富市、東日本→菅直人)事を考えても、絶対に野党を勝たせるわけには行かないです。
理想も理念もお題目で、ただ選挙に勝てればよいという政治家は淘汰されないといけません。
18歳以上に選挙権が与えられるようになって初めての衆議院議員選挙。若い人たちがこれからの時代を誰に託すかが勝敗の行方を握ります。選挙に行くのが老人ばかりでは、世の中は変わりません。若い人たちが一人でも多く参加することが大切です。「選挙なんてやってもなんにも変わらない」なんてシニカルに考えないで、選挙権をしっかりと行使して、自分の分身となる立候補者を国政に送りましょう。