１１月２２日は”いい夫婦の日”だそう。
「いい夫婦」の定義とは何ぞや。結婚して２６年連れ添ったらそれはいい夫婦なのか？
期間は結果であってそれだけでいい夫婦とはいえないでしょう。勿論関係が良くない夫婦であれば、最悪離婚をすることになるでしょうから、連れ添った事実はいい夫婦の必要条件の一つではあると思いますが。
連れ添っていても冷え切った夫婦というのもあります。お互いに期待もせず諦めて、かといって別かれるのも体力（財力？）も必要。多少嫌な事があっても惰性で一緒にいる。一緒にどこかに出かけることも、ましてや、ベッドを共にすることもない。エッチをするしないではなく、隣に寝息を感じる距離にいたくないというのも冷え切った夫婦かと。
男性が定年退職して、することもなく言われもしないのに金魚のフンの如く買い物についていく、というのも見苦しい。現役中には「（重いものがあるから）一緒に来てほしい」と奥さんから言われてもついてこなかったくせに。
すべてではないけど、夫婦関係の亀裂は往々にして男性側にあると思います。男っていつまでたっても子どもで、その癖、威張りんぼうだから、そこら辺を上手に扱える女性（奥さん）の偉さの上で夫婦というのは成り立っている。
夫婦関係は、「稼いでくる夫」「家を守る妻」というステレオタイプなものではなくなっており、お互いに尊重し合い、お互いができることをして「家庭を守る」という考えが大切。
そのためには夫も妻も家庭に縛られず自由にいることも大切。それぞれが外の世界を持っていて帰る場所としての家庭を大切にする。優先順位は都度異なる。別にそれでよい。
いい夫婦というのは、お互い愛し愛され結婚した時の気持ちを持ち続け…なんていうもんじゃない。お互いにストレスなく空気や水のように、普段は助けてるとも助けられているとも思わず、でも感謝の気持ちは常に持ち続けるような関係ではないかと思うのです。
といいつつ、うちはどうかなぁ…。
