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「クラッシャージョウREBIRTH」第1巻

クラッシャージョウ REBIRTH(1) (イブニングKC)
 原作:高千穂遥/キャラクター原案:安彦良和/漫画:針井佑

クラッシャージョウ」が初めて世に出たのは1977年、今はなき朝日ソノラマ文庫。私が読み始めたのは、高校生くらいからだから6巻まで出ていました。もしかしたら「マンガ少年」に短編が掲載されたのを読んだのが最初かもしれない。今回の漫画は、隔週刊の講談社雑誌「イブニング」に連載。


 クラッシャージョウの世界は、こんな感じ。
 西暦2111年、人類はワープ機関を完成させ、以後宇宙開発の状態は一気に加速、他の恒星系へ進出が進む。しかし他の恒星への進出には、航路整備、惑星の移住環境整備など、危険な難題が山積していた。
 西暦2120年頃、そうした荒事を専門に請負う「クラッシャー」と呼ばれる者たちが出現を始める。彼らは膨大な数の惑星を改造し居住可能なものにしていく、いわば人類における銀河開発の尖兵となった。
 西暦2129年、惑星トプロスの独立宣言を皮切りに、惑星国家の時代が到来。さらに惑星改造技術が著しい進歩を遂げる中、1つの太陽系を1つの政治国家とする太陽系国家の時代へと歴史は大きく変わっていく。
 西暦2134年、一国家の利益に偏ることなく、全人類の安全と繁栄を守る機関として銀河連合設立。独自の宇宙軍を保有する。8000の太陽系国家が連合に加盟し、銀河は安定と繁栄の頂点を迎える。しかし、その影では非合法組織や宇宙海賊もその勢力を延ばしていた。惑星改造を主な仕事としていたクラッシャーは、そうした荒くれ者との難事も引き受けるようになっていく。


 ジョウは、クラッシャー草創期に活躍し現在クラッシャー評議会議長ダンの息子。小さい頃からクラッシャーを身近に見てきた為、若干18歳にしてチームを任されている。クラッシャージョウチームは、かつてダンとチームを組んでいたベテランの航海士タロス、最年少でお調子者の機関士リッキー。航法士の金髪碧眼の元王女アルフィン、分析、機体修理、航行補助に艦内清掃ほか万能ロボットのドンゴ とチームリーダー、ジョウの5名。

 基本は評議会を経由してくる仕事をこなすが、突然舞い込む仕事も。星を跨ぐ困難な仕事をチームで解決していく"和製スペースオペラ"の元祖的な物語。1983年には小説版のイラスト、キャラクターデザインの安彦良和自ら監督をしてアニメ映画が作られました。

 今回2度目の漫画化。最初は「さすがの猿飛」「ギャラリーフェイク」の細野不二彦さん。今回の針井佑さんもこれがデビュー作とのことですが、まるで安彦良和が書いたようなタッチで描かれており、旧来のファンには嬉しい絵です。
 ストーリーは小説第2巻の「撃滅!宇宙海賊の罠」で第1巻は前半。後半も楽しみですが、できれば原作小説すべての漫画化とオリジナル作品を期待しちゃいます。 
 

 


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