日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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弓道三昧


 今日は終日市の弓道連盟主催講習会に参加。市の講習会は予定が合わず今年は初めての参加。

 今日は10時から16時まで終日の講習会、昨日に引き続き丸1日弓道漬け。
 午前中はみっちりと体配の練習、特に基本の動作(立ち方、座り方、歩き方、停止体(止まった姿勢から)の回り方、歩行中の回り方、座しての回り方、礼(の仕方)、揖(の仕方))を徹底的に復習。
 昨日も練習しましたが、これだけ長い時間改めて体配の講習を受けたのはとても良かった。初心者の頃、まず最初に教わるのがこの基本体と呼ばれる、基本の姿勢と基本の動作。弓道をやっていると出来て当たり前のことですが、練習中意識してやらないとついつい忘れてしまう事でもあります。しかしながら、これらは実は大切なことで、昇段審査では、的中以上に重要視されているところ。審査実科で2本的中をしても基本の姿勢、動作が出来ていないと不合格になったりします。

 これら基本の動作、姿勢は、私生活でも大変役に立ちます。例えば、身のこなしが綺麗とか、謝った時に心が伝わる(心から謝っているように見えるw)とか、姿勢や動作で、なんかちゃんとしてる人って思われちゃったりします(笑)。

 午前最後は、矢渡し練習。私も何度か、射手、第一介添、第二介添をやっていますが、これも細かい動作がすべで決められていて、3人の息合いも合わせないといけない。それを持って美しい"儀式"となります。矢渡しは試合の前にやるこういうものです↓
( 2018天皇盃 第69回全日本男子弓道選手権大会[中野秀也範士])

 まさに基本の動作、基本の姿勢の宝庫です。

 午後は射技講習。最初は審査の間合いで一立。それを先生から一人ひとり講評いただく。私の場合、やっぱり"力で(むりやり)離している"ということ。今の悩みNo1を指摘されました。それも「離す時に手の甲に壁が当たってるのをイメージして」というアドバイス、もう一人の先生からは「親指を肩に向けて伸ばす感じで」と、この2つのアドバイスを実行したらあら不思議、これまで何回やっても酷かった離れが、自然といい離れが出来て的中しちゃうじゃないですか。とはいえ意識してやってるうちは、本当は駄目なんですけど、これが意識せずにできるようになるまで今後は練習していこうと思いました。なんか掴んだ感じ♪

 弓道をやっていると悩みから解放されることはない。まったく大変な世界に足を踏み入れたような気がします。でも講習会での指導者からの指摘は曖昧だったりすることもありますが、今回のように具体的でその改善方法のヒントを貰えたりすることもあり、大変有難い。問題はこれを忘れずに練習を重ねること。

 弓道に限らず、趣味でもせっかく続けているなら少しでも向上したいって思うのは人情です。先生が仰っていた「弓道は階段を一歩々々上がるようなもの。そこには踊り場もありますが、前に進んでいれば知らず知らず上がっていく」というのは、その通りだよなぁと思います。

 この週末は2日間弓道三昧の週末でした。疲れたけどこれをきっかけにまた一歩進めるとよいなぁ。


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