日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「宇宙戦艦ヤマト2202第6章回生篇」

 (ネタバレはない、はず)
 「さらば宇宙戦艦ヤマト」TV版「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイクとしてスタートした宇宙戦艦ヤマト2202もあと残り1章を残すのみ。最初から旧作をトレースすることはないとは思っていたのですが、特に3章位から完全に旧作から離れた印象があります。ヤマト型の波動実験艦"銀河"。艦長は藤堂長官の娘、早紀。艦橋クルーは女性ばかり。そこにはガトランティスとの戦闘と並行して別の計画が走っている。

 ヤマトが新しい物語で紡がれるのは、嫌ではないのです。むしろ登場人物を無理やり殺してしまった旧作のやり方は作劇としてどうかと思います。更に映画で散々泣かされたのに、TVでは亡くなるはずの人が亡くならず、なんとも興ざめしてしまったので、今回のように声を大にして「生きていれば汚名を雪ぐこともできる」というのは、今後の展開を考えても良いことです。
 そうなんですよ、生きてることは失敗したり恥ずかしいことをしたりの連続で、いちいちそれで死んでしまってはいくら命があっても足りません。
 旧作では、TV版としてリメイクされた「−2」でも主要人物が(無駄に)死んでしまい、更に新作が作られてもその1作で死んでしまうという無茶な作劇でした。加藤三郎に瓜二つの弟、加藤四郎とかギャグでしかありません。挙句の果てに沖田艦長の復活。いくら何でもやり過ぎでした。なので、できる限り登場人物を殺さない今作は正しい。
 
 2202は決して悪くはないのですが、旧作、特にリアルタイムで「さらば―」に触れた世代としては、もう少し旧作に準じた作りを期待していました。ここまで違うともはや別物。とはいえ、随所の過去作のオマージュがあったりする。それがまた旧作を想起させるのでにんまりする一方で逆に邪魔に思えたりもします。

 愛するがゆえに生きる、愛ゆえに支配し消滅させる。両方とも愛の形であることは間違いない。「愛の戦士たち」の副題は旧作からのものですが、ヤマトクルーだけでなく、ガトランティスも含めて"愛の戦士たち"なのではないかと思った今作でした。
 最終章は3月公開。今回はどういう結末を迎えるのか、そして更にお話は続くのか。興味は尽きません。
 結局見終わった後に最終第7章新星篇のポスター付前売券を買ってしまいました(^_^;)。
(冒頭11分↓)


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