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さらば宇宙戦艦ヤマト礼讃

 「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」のTV放送も残すところあと1話。劇場公開の第7章新星篇も28日で終了します。
 「-2202」の感想は来週以降にするとして、改めて1978「さらば宇宙戦艦ヤマトー愛の戦士たちー」を見直してみました。
 公開時に観ており、その後何度もビデオDVDで観ています。当時の感覚でいえば、これ以上の傑作はないのですが、現在はその評価は大きく分かれます。時代が変わったのかもしれませんが、私的には、やっぱり「さらば―」でヤマトは完結していると改めて思いました。

 「さらば―」で最も非難されるのは、古代や雪、真田さん、徳川機関長、佐渡先生、コスモタイガー隊の加藤、山本、「さらばー」から参加の土方艦長、空間騎兵隊の斉藤など、主要人物が次々と死んでしまう事。更にヤマトも彗星都市帝国崩壊後に現れた超巨大戦艦に”特攻”してしまう。
 当時も今も、「そもそも反物質世界の人間であるテレサが特攻してくれるならヤマトが特攻する事ないじゃん」と思ってました。なので、一番最後の古代くんが操縦する(そもそも自動操縦すれば古代が残る必要もないんじゃ?)ヤマト特攻も必要ないと思っていました。
 ただそこまでの白色彗星帝国との死闘はどうしてもドラマとして必要なので、申し訳ないけど古代以外の登場人物の死は、ガトランティスの強大さを示す上で必要なドラマだったと思うのです。
 TV版のテレサ反物質世界の人間ではなく、反物質を操れる異星人という役で島航海長とのロマンスとかあって神秘性が削ぎ落されてました。映画版は裸だけどTV版はスターシャみたいな服着ているし。これも興ざめ。

 いろいろとご都合主義に走った側面も間違いなくありますし、やたら殺して感動を煽ったやり方について非難もあろうかと思いますが、「さらば-」は今見ても宇宙戦艦ヤマトの最終回としてはよくできていると思います。なので、私的にはTVシリーズの1(映画版はダイジェスト過ぎるので)と「さらばー」で宇宙戦艦ヤマト2部作と思っています。


 今回の「―2202」第25話は、ヤマトが特攻をしたところ、まさに「さらばー」の最後の部分で終わりました。でも来週26話が「-2202」の最終回です。
 第7章を観ている人は、この後のお話しを知っているいますが、TVのみの人は知らないのであえて触れません。
 考え方としては、TV版「-2」の「さらば-」を骨抜きにし「さらばー」動員400万人の感動の涙を無きものにした最終回よりも好きではあります。ちょっとシチュエーションは異なりますが、「さらばー」の後日談としても見ることができます。「機動戦士Zガンダム」のラストとか「伝説巨神イデオン(映画版のTHE IDEON発動篇)のラストと同じ気もしますが。

 なので、「さらばー」を観ていて「-2202」を観ていない人も来週末の最終回を見るとよいかもしれません。


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