日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

忘却とは忘れ去ることなり

1952年に始まったNHKラジオドラマ『君の名は』の冒頭ナレーション。『忘却とは忘れ去ることなり。 忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ』

私ですら生まれるずっと前なのでこのラジオドラマを聞いたことはありませんが、このフレーズだけはなぜか記憶にあります。菊田一夫原作のこのドラマは、放送時間に「銭湯を空にした」として有名です。内風呂が少なかった時代なんですね。翌年佐田啓二岸恵子主演で松竹が映画化、大ヒットしました。第3部完結篇は1954年。同時期に東宝は「七人の侍」を公開、11月に「ゴジラ」第1作を公開というすごい年です。

 「忘却とは忘れ去ることなり」って、まんまじゃん。単に言葉の解説ですよね。
 「忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」は、忘れられるわけないのに忘れることを約束する哀しさ、って感じ。悲恋ものの惹句としては心に沁みます。

人って忘れることで生きていけると思うんだけど、覚えておかないといけない事でも忘れてしまったり、どーでもいいことを何十年も覚えていたりする。ここら辺が難しいところです。

 仕事でいろんなことを並行してやっていると、相手はひとつの事のやりとりだから「あの件さー」とか「こないだお願いした件なんですけどー」といわれても、「はてなんだっけ?」となることがよくある。私が莫迦なだけなんですけど。大体はわかるんですが、別の事に集中していたりすると、ぽかっと完全に忘れていたりして、なんとなく会話の中から探ったりして。


 人の名前もでてこなくなりましたねー。昔は人の名前覚えるの結構得意だったんですけど、カミさんとの会話でも
私「ほら、あれに出てた人」
カミさん「あれって何」
私「ほら高校の先生で生徒と仲良くなって最後紅い糸で小指結んで電車の中で死んだのか生きてるのかわからない終わり方の」
カ「『高校教師』?」
私「そうそれ!で女生徒が京本政樹にやられちゃって、それを打ち明けられた体育の先生で昔ボクシングやってて俳優になった」
カ「あーだれだっけ」
私「ありさんマークの引越しでおなじみの」
私「どついたるねん」主演した」
カ「それしらない」
私「浪速のロッキーだよ」
カ「ボクシング興味ない」
私「あ、思い出した赤井英和
カ「で、何の話」
私「忘れた…」

こういう漫才みたいな事、週に何度かやってます(^^;)。

あ、で何の話を書こうと思ったか忘れましたので、これでおしまいにします…。


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