日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

七夕、雨

 織姫と彦星逢えないじゃーん。1年に1回だけなのに。
 といいつつ、雨降ってて見えないというだけで、宇宙に雨は関係ない。
 しかもベガ(織姫星)とアルタイル(彦星)の距離は16光年、つまり151兆キロメートル。光の速さで16年。いやいや年1回の逢瀬、現在の地球の技術じゃ無理。ここは精神的な逢瀬って感じか、「どこでもドア」「テレポーテーション」が必要。

 七夕伝説は織物上手の「織姫」と働き者の「彦星」の悲恋の物語。最高神「天帝」の娘、織姫は牛飼いの彦星と恋に落ち、父の許しを得て夫婦になります。でも新婚生活に溺れた織姫は織物をしなくなり、彦星も牛の世話をしなくなってしまいました。バカップルですね。天帝は「お前ら好き好きゆーから一緒になるの認めてやったのに、仕事ほっぽらかしにしてなにイチャイチャしてんねん!」と超激怒して、天の川によってふたりを引き離すことに。織姫と彦星は真面目に働くことを条件に、年に一度の「七夕の日」だけは天の川を渡って逢うことを許されたのでした。織姫と彦星が天の川を渡る際、どこからか現れる「カササギ」がふたりのために橋をかけるといわれています。このカササギはくちょう座の「デネブ」。ベガとアルタイルに並んで輝くはくちょう座は、実際に天の川に橋を架けるかのように翼を広げています。夏の大三角ですね。

 結婚して一層真面目に働くならともかく、働くことを忘れて24時間イチャイチャしてたら、親じゃなくても怒るわな。しかも天帝だからすごい力を持ってる親を怒らせたのが運のつき。年1回しか会えなくなっちゃうって…。自業自得ですね。


 織姫彦星の物語と笹の葉に願い事の短冊かけるって何の関係があるのか。
 まず7月7日は、五節句の一つ。3月3日(上巳)とか5月5日(端午)と同じね。で7月7日(七夕(しちせき))は、「乙女が機織りをして神様に秋の豊作を祈ったり人々の穢れを払う」行事をしていました。
 七夕を”たなばた”と呼んでいますが、実際は機織り機のこと”棚機”(たなばた)からきています。

 同じく7月7日は、中国の行事で「乞巧奠(きこうでん)」という、織姫星にあやかって、機織りが上手になれるようにお祈りする風習があって、機織り以外にも様々な願い事をお祈りするようになったという事です。

 いやいや、織姫、機織りの事は分かるけどそれ以外の頼み事をされてもねぇ…(^_^;)。


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