日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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参段特別講習会その4

半年月1回全6回の弓道参段特別講習会の4回目。
今回のメインは矢渡しの第2介添でした。
矢渡しの時は勿論射手がメインですが、その次に目立つのは射場にいて常に射手に寄り添う第1介添。第二介添は、入場して、揃って礼をした後は的場に行き、射手が放った矢を取るのが仕事。地味といえば地味で、誰も注目しません。しかしながら一挙手一投足すべて動作が決まっていてそれらを正確に覚えないといけません。
 弓道は、立ち方、座り方、歩き方、歩行中の回り方、停止した状態での体の向きの変え方など基本の動作というのがあってある意味、第2介添はその宝庫です。しかも離れたところにある射場にいる射手との呼吸を合わせるのはかなり難しい。更に的場に着いて蹲踞をしてから射手が射終わるまでは仕事がなく、ずっと蹲踞していないといけない。蹲踞にしても跪坐にしても5分以上その姿勢を保つというのは結構大変。矢を取る為の動作、どっちの足から動作を始めるとか、何歩目で止まるとかいろいろな動作が頭の中からすっ飛んで、(早く射ないかななぁ…)としか考えられない。しかも矢が的に中ればまだしも、上や的のむこう側や掃いて的の下に刺さってしまうとそれはそれで動作が異なるので困る。
 これだけ集中して第2介添教えて頂いたのは初めてかもしれません。これは貴重な機会でした。第2介添やりたくなってきました(笑)。でも今年の月例会では再来月第1介添やるだけなんだよなぁ、残念々々w
 その後射技をやりましたが、時間なく1立だけ。結局、射技は、午前一手1回と午後一手の計2回4矢。これまでも三手(6本)だけでしたから、さほど変わらないのですが、もうちょっと射技も見て頂きたいかな。あと審査形式での射で合格域に達している人(今日が審査だったら合格している)を読み上げてもいいんじゃないかな。今回の講習会は県内各地の弓道会から60名以上参加しており、先生は3名、一人当たり20名強。…厳しいですね。

 先生からの最後の言葉。
 「弓が上手くなりたいなら、先生の射を見るより、よく中る人の射を見なさい。先生と呼ばれてる人は概して中らない。そして、『自分の射の欠点はどこですか、どこを治したらよいですか』と聞くよりも『どんな点を注意して引いてますか』とか『どうやったら中る様になりますか』と聞いた方が良い」と。
 また、「いい射とは何か。いい射とは”若々しい射””溌溂とした射”である。よぼよぼの爺さんのよれよれの射ではなく、どんなに年を取っていても、凛とした力強い射。これがどんなに年を取っていてもできるようになるよう練習しましょう」と、御年70を超えてるであろう先生から出ると、説得力ありますw。

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