コミケ最終日。欲しい本もいくつかあったのですが、朝のニュースを見て相変わらずの大混雑ぶりに心が折れて断念。
家で色々やることもあるのですが、切通理作さんが地元阿佐ヶ谷の閉店した古書店「ネオ書房」の店主となり新装オープンしたとの事をtwitterで知り、かつ小中監督のインタビュー同人誌を委託販売しているのを知り、衝動的に行ってみることに。。
評論家であり、一昨年前、映画「青春夜話」の脚本・監督をされた切通理作さんは、丁度1学年上。切通さんは「怪獣使いと少年」をはじめサブカル的批評をされており、著作もいくつか読ませて頂いております。
狭い店内の書棚は、趣味全開の本が並んでおり、そのうち自分でも持っている本がちらほら。中には切通さん所蔵の本もあるそうです。基本切通さんを好んで読んでいるのですから好みが逢うのは当たり前。
私の蔵書数も小説まんが合わせると2000冊はくだらない。DVDを入れるとさらに増える。本は墓場まで持っていけない。と考えるといつか手放さないといけない日がそう遠くない未来にやってくる。燃えるゴミの日出すのは心理的に受け付けない。欲しい人がいたら差し上げるというのもありですが、さすがに古い本になると活字も小さく読み難い。
BOOKOFFでは、本の価値ではなく綺麗か汚れてるか、新しいか古いかだけでの引き取り、綺麗じゃないと値段もつかない。目の前で殺さず見えないところで殺してもらうようなもの。
定年退職したら、ネット古書店を開店するというのも選択肢も考えていましたが、実店舗で「これ欲しい」と言ってくれるお客様とのやり取りは考えるだけでぞくぞくする。切通さんはそれを実現したわけだ。なんとも羨ましい。
立地的にも阿佐ヶ谷駅商店街の中で住宅地にいく通りに面しており、人通りは多そう。
いいなぁ。理想的です。会社帰りにまた寄らせて頂こう。