月1回の講習会。
前日呑み過ぎで二日酔い気味で、いい感じで力が抜けたのか、初手はやたらいい感じで、先生からお褒めの言葉を頂く。
その後は意識しすぎたのか、いつもの射に逆戻り。一進一退とは正にこのことです。。
弓道は、個人で練習してもうまくはなりません。「弓道教本第4巻」には3人で指摘し合っての練習がもっとも効果的と書いてありました(p17)。
「稽古に一人稽古は禁物である。よくやっているつもりでも、基本の大切な事を忘れていたり、楽な方に流れてしまったりして、一人稽古は役に立たないから、三人で稽古せよと射学正宗にもある。
一人では悪い癖が出る。二人では争いになる。三人なれば納得する。基本の稽古は三人寄って、教本で行う事が望ましい」
高段者に見てもらい、欠点を指摘していただき、それを実践する。
弓道上達はそれしか道はないと私も思います。
矢数をこなすことも大切で、確かにそれで的中率は上がりますが、正射のみが中るわけでない為、知らず知らずのうち”中てる為の射”になってしまう事があります。中てる為の悪癖を身に付けると、その癖を治すのに膨大な時間がかかります。
癖を治している間は、中らなくなります。であれば時間がかかっても正しい射を身に付けた方が後々無駄がない。
やっぱ、中る射よりも綺麗な射、正しい射を目指したい。
来週は市の大会。綺麗な射で入賞できるよう頑張ります。