日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編」

町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編 (河出新書)

町山智浩,春日太一共著・ 河出新書
WOWOWの「町山智浩の映画塾!」での対談とトークイベントでの対談を収録。『-映画塾!』はyoutubeで見ていて、話的にはそのまんまですので、読むのが面倒な人はyoutubeで見るとよいかも。

こちらは戦争・パニック映画編、姉妹編で時代劇編もあります。
内容は、
「人間の条件」1959-61 全5部
兵隊やくざ」シリーズ 1965-1972全9作
「日本のいちばん長い日」1967
「激動の昭和史 沖縄決戦」1971
日本沈没」1973
「新幹大爆破」1975
三船敏郎のドキュメンタリー
「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」2018

の7作品。
それぞれ、映画の裏側、企画成立過程や監督、スタッフ、俳優について語られます。
7つのうち、「人間の条件」と「兵隊やくざ」「MIFUNE」は観ていませんが、他4作はDVDも持っていますし、一番好きな「日本沈没」に至っては恐らく10回以上観ています。
なので、日本沈没については特段目新しい話もありませんが、知らない人は興味深いに違いありません。

この本を読んだ理由は、「好きな映画をどのように面白く伝えるか。しかも周辺だけでなく核心にふれてもなおその映画が見たくなる語りとはどのようなものか」を学ぶ為です。
そういう意味では、観ていない「人間の条件」はラストシーンまで語られているのにやっぱり観たいと思いましたし、「兵隊やくざ」の更生が勝新と田村高広のBLもの、という解説で俄然興味が出てきましたw
時代劇編も読もうかな。

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村