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「逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック 」

逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック 制作陣が明かすドラマの舞台裏話満載! (KCデラックス)

野木 亜紀子著

2016年10月期のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」シナリオ集。新書サイズで、巻頭に写真、イラストで登場人物、シーン解説もあり、手に取りやすい装丁です。
「逃げ恥」は、最近のドラマの中ではかなりの秀作です。勿論、視聴率も良かったし、エンディングの星野源の「恋」と、登場人物が踊る”恋ダンス”は、2016年年末の忘年会シーズンで踊ったりした人多いはず。

 いいドラマは、脚本、演出、俳優の3拍子揃って初めて実現されます。漫画原作の場合は、特に造形面でも原作の雰囲気を壊さない、というのも大切な要素。ヒットするとか視聴率が高いとかとはまた別の話で、視聴率が悪くてもいいドラマは沢山ある。そういう意味では、「逃げ恥」は視聴率も良く、しかも後味もいい、さらに言えば続編とかあまり考えられずにドラマとしてしっかりと起承転結のあるものでした。

 このシナリオ集は、”決定稿”です。このシナリオでドラマが創られたわけで、撮影はされたけどカットされたところ、撮影もされていないところも含まれている一方で、演者によるアドリブは当然含まれていません。
 シナリオは、結構読むのですが、ドラマを見ずにシナリオだけ読むというのもありだし、あくまでも”素材”として、楽しむ、脳内で、俳優さんたちの演技を再生するというのも楽しいです。

 ガッキーや百合ちゃん(石田ゆり子)を想像しながら読むと、ドラマとはまた違った面白さ。
 観てから読んで読んでからまた観る。
 いいドラマはどんな風にでも楽しめます。


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