生きられるんだろう。誕生日を迎えそんなことを考えた。
昨年の厚労省の発表では、男性の平均寿命は81・09歳でした。健康寿命は大体9歳短くなることを考えると、72歳。今の年齢から差し引くと、18年がいろいろと遊べる期間となる。
定年まであと6年なので、定年後だと12年。でも定年したからといって遊んでいられる余裕もないし、もらえるかどうか判らないけど65歳の年金時給を考えると残り7年。
1年で本を約100冊読むとして、72歳までであと1800冊。絶対目は悪くなるし、集中力が持たなくなるんですよね。
映画を年20本観るとして360本。同じ映画を何度も見ている場合じゃありません。
昇段審査は年4回なので、72歳までで72回受審できる。といいつつ、寄付するのも嫌だから実際はその半分以下でしょう。
春を迎えて花見ができるのは18回。元気にお正月を迎えられるのもあと18回。
オリンピックが見れるのは、あと3、4回。をを。
アトムの誕生日(2003年)には間に合ったけど、ドラえもんの誕生日(2112年)には間に合わない。。
先が見えるというのは、こういう事が十分手の届く範囲に来ることです。
なので健康寿命を1年でも伸ばすことがまずは大切な事です。
あらゆる可能性が、年とともになくなっていく。
小さい頃は扇のように全方位に広がっていた可能性が、年を取るとともにパタリパタリと閉じていく。
老い先短い人生、面白おかしく過ごしたいもんです。。