いつも弓でお世話になっている市営のスポーツセンターの掲示板にふるさと納税によって流出している市税が56億円にもなるというポスターが掲示されていました。
ふるさと納税、私はやっていないんですけど、冷蔵庫の中にロイズのお菓子がいっぱい入っていて何かな?と思ったら、娘がふるさと納税をして送られてきたものらしい。
確かに地方は人口が減って税収も落ちているから、ふるさと納税の制度で、その地に住まない人から税収を得るというのは一つの策ではあります。しかしながら、都会は都会でたくさんの人が住み、行政サービスもその分多くのお金がかかります。その為の市税が、返礼品目当てで住んでもいない地域に流出するのはやっぱり問題です。
東京近郊や大阪、名古屋、福岡など大都市に集中して、地方はどんどん人がいなくなってきています。1億2千万人もいて、みんな都会に出てきて一旗揚げようとする。99%はただのサラリーマンになるだけなのに。
地方には仕事がない?そんなことはないんじゃないかな。都会に出てくると確かに収入はいいかもしれないけど、出ていくお金も間違いなく多い。可処分所得でいえば地方の方が間違いなく多い。
江戸時代の人口は3000万人程度だったといいます。今の1/4くらい。それでも日本には満遍なく人がおり、お祭りをやり、各地の文化があった。
自分でいうのは何ですけど、本当に必要があるのかよくわからない事をこねくり回して、1日何一つ生産することがないデスクワークのサラリーマンなんていらないんじゃないかと思う。
作物を育てたり、魚を取ったり、木を切ったり、機織物をしたり、そういう仕事の方が尊い。みんながみんな街に出て商人になってる今の日本は、どこかでリセットしないといけないんじゃないかなぁ。
にほんブログ村