新型コロナ関連で初の上場倒産、アパレル名門のレナウンが民事再生開始決定
上場企業の倒産は16カ月ぶり スポンサー選定を進め、事業継続する計画■東証1部上場の（株）レナウンは、子会社の（株）レナウンエージェンシーにより民事再生手続きを申し立てられ、5月15日、民事再生開始決定および管理命令を受けた。管財人には永沢徹弁護士が選任された。■ 上場企業の倒産は、2019年1月に山形地裁へ民事再生法の適用を申請した（株）シベール（TSR企業コード:210031050、法人番号:5390001000864、山形市）以来、16カ月ぶり。■負債総額は138億7900万円。（5/15(金) 18:35配信東京商工リサーチ）
レナウンといえば「ワンサカ娘」作詞作曲は小林亜星。
ワンサカ娘'６４
万城目学の「鴨川ホルモー」で式神様に承認をもらうためにワンサカ娘を謳いながら裸踊りをするというシーンや
鴨川ホルモー 笑い
「しこふんじゃった。」で応援団が歌うなど、映画でもよくつかわれていました。
♪ドライブウェイに春が来るゃ
からはじまり、
♪プールサイドに夏が来るゃ
♪テニスコートに秋が来るゃ
♪ロープウエイに冬が来るゃ
と四季を歌い、その後は全部一緒。
妙に耳に残るＣＭでした。
バブル崩壊後、2010年に中国企業に買収され、今回グループ企業からの売掛金の回収が滞り2019年12月期決算で約53億円の貸倒引当金を計上、さらに今回のコロナウィルスの影響で売り上げが急減。
中国企業との業務提携は、一時しのぎ、カンフル剤にしかならず、結果的にグループ企業からの貸倒れが一番の原因。いいように食い物にされた感じですね。
一時隆盛を極めた日本企業がこういった形で終焉を迎えるのは哀しい（民事再生法で事業は継続）。
