日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「若おかみは小学生!」

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2018年・高坂希太郎監督

 原作未読、TVシリーズも観てませんでした。
 映画がよいという情報をロードショウの頃から聞いており、観ようと思ってたんですが、残念ながら上映終了していて観れず、今日Eテレで地上波初放送とのことで楽しみにしていました。
 原作小説は娘が小さい頃読んでいましたが、ジュニア小説ってことで正直食指が伸びませんでした。その娘と一緒にTVの前で視聴。

 ストーリーは、交通事故で突然両親を亡くしたものの奇跡的に無傷で助かった小学校6年生の関織子(おっこ)は、母方の祖母が経営する春の屋旅館に引き取られることになる。最初は心ならずも、”若女将”としての修行を始めることに。
 春の屋旅館に訪れるお客様や、温泉地の同級生、更に祖母の初恋相手で小さい頃に亡くなった立売誠(ウリ坊)、r同級生でライバル旅館、秋好旅館の娘、秋野真月の姉で7歳の時に亡くなった美陽(みよ)、鬼瓦の根付として封印されていたものをおっこが封印を解いてしまった鈴鬼などの幽霊、魔物との付き合いの中での成長譚。

 94分と短い割に初めて見る私でも十分内容がわかり、濃い内容。最後はほろほろと泣いてしまいました。
 声優さんもよくて、おっこの鈴木星蘭ちゃんも上手、おっこの両親は薬丸くんと杏樹さん、おっこのライバル秋野真月は水樹奈々。そしておっこのおばあちゃんは、森雪!じゃなくて麻上洋子10年ぶりにアニメ声優に復活(現在の一龍斎 春水名義)。


 そもそも私、「健気」が異性を好きになる第1条件だったりします。大変なんだけど愚痴を言わずに淡々と仕事をこなす。でもやっぱり辛いのは当たり前で、ふとしたことをきっかけに辛い状況に涙しちゃう、みたいな。
 「千と千尋の神隠し」の千尋とか、泣きはしないけど「カリオストロの城」のクラリス、「未来少年コナン」のラナちゃんなどなど。
 おっこなんてどストライクです(笑)。春の屋旅館に行って”いいこいいこ"してあげたいわー。

 一緒に観ていた娘も「よかったー」って言ってました。本読ましてもらおうと思ったら、もう何年も前にBOOOKOFFに売っちゃったそうです。残念!

 これは、観ていない人、私からもお勧めです。
 児童文学侮りがたし。さすがに児童書を電車で読むのはちょっち恥ずかしいから、角川文庫あたりで再刊しないかな。

 

映画『若おかみは小学生!』予告編

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