日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

虹。

 私は仕事で事務所の中にいたので結局見ることはできませんでしたが、今日、大きな虹が見られたとか。
 雨降った後、日が差すと出る自然現象ですけど、大きな空に七色の弧が描かれるのを見ると幸せな気持ちになりますよね。
 
 虹で思い出すのは「パパと呼ばないで」の主題歌「にじ」
 

パパと呼ばないで 主題歌:にじ 唄:貝がら

1972年日テレのドラマ。
独身の安武右京(石立鉄男)が亡くなった姉の子橋本千春/チー坊(杉田かおる)を引き取って育てるホームドラマ。水曜8時のこの枠の石立鉄男主演のドラマはうちの家族はみんな好きで、私も小学1年生でしたが見ていました。考えてみれば私杉田かおると同い年なんですよね。でもチー坊じゃなくて右京さんに感情移入してみていたのを憶えています。
 
 この主題歌、ほんといい歌で。今でもよく口遊みます。

 ♪花は何故咲くの、いつか散るのに
  陽だまりの中で。
  君は話しかける小さなアリにも
  あぁ、夢はあるのかい。
  
  走れ風の中 虹に向かって
  空の果てまでも
  誰かがどこかで 君を愛している
  はるかな遠い空。

 この手のほんわかしたほろりと泣かせるホームコメディドラマ、少なくなりましたねぇ。

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レコード喫茶ふわふわ

 音楽ライターの不破了三さんがtwichにて不定期でやっている「レコード喫茶ふわふわ」にハマってしまった。

 先月偶然、どなたかのリツイートで知り、チャンネルを合わせる(正しい表現?)と、何とも懐かしい音が。
 初めて聞いたのは「ドラマ編レコードの世界」。
 昔、まだビデオが一般的でなかった頃、TVドラマや映画を再現するのは”音”しかなくて、私もTVアニメや特撮物を録音して聴いてました。レコードでもドラマを収録したレコードというのが出ていて、「さらば宇宙戦艦ヤマト」とか買いました。映画のエンディングが沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」なのに、ドラマ編ではプロデューサーの西崎義展の歌詞朗読で盛大にずっこけたのを今でも覚えていますw

 70年代後半から80年代に発売されたドラマ編レコードも、セルビデオが手に入りやすい価格で発売されるようになり(それでも、1万円以上した)、徐々に発売されなくなります。
 でも、ドラマ編レコードって、実は本編がモノラルなのにレコード化の際にステレオ化しているという、ちゃんと仕事をしているものだという事を今回初めて知りました。

 TVから録音したり、ドラマ編レコードを聴くことで、知らないうちにセリフや効果音、BGMの入りまでしっかり覚えて脳内再生できるというのは、私たち世代ならではなのかもしれません。

 先週末やっていたのは「なんでもない劇伴の素晴らしき世界」
 戦闘シーンやサスペンスシーンで流れるBGMではなく、キャラクターの日常風景、事件が始まるきっかけのその前の風景でのBGMばかりを集めて放送していて、これがまた、曲を聴いただけでどの作品がわかるとゆー。「ド根性ガエル」とか「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」とかのギャグアニメの日常音楽は、完全に自分に刷り込まれていました。

 4時間くらいだだ流しっぱなしで、コメントはツイッターで不破さん本人や聴いている人のツイートが流れ、双方向な感じもとても良い。聴いている人も多くて100人以内くらいで、マルチウィンドウで作業しながらっていうこともできるものの、離れるタイミングが難しいw

 1週間くらいアーカイブしているようなのでご興味ある方は是非。

www.twitch.tv


  

地震。

 そろそろ寝ようかと思った11時過ぎ、緊急地震速報が…。慣れというのは怖いもので、大したことないだろうと思っていたら、来た。
 しかもゆさゆさと妙に長い。そもそも神奈川県は危険地域にも入っていないのにこれだけの揺れってことは、震源の福島沖に近い福島茨城あたりは大変なんじゃ。
 速報で、福島は震度6強、弱、茨城も同じくらい。東京神奈川でも震度4だったよう。

 東日本大震災の時は、東京震度5弱でかなり怖かった。これが自分の中で基準となっているので、震度6というのはかなり怖かったに違いない。

 状況が判明するにつれて、10年前の東日本大震災の余震だという発表がされましたが、10年なんて地球規模だとつい最近の出来事なんですね。

 今回の地震が引き金となって更に強い地震が来ると怖い。

 しばらくは用心するに越したことはないですね。
 といいつつ、何をすればよいのか。
 のど元過ぎれば…って感じ、気を付けないとです。

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全文見てもアウトです。

 スポニチアネックスに2月3日のオリパラ組織委員会森会長の会見全文がありましたので転載します。
 「これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を4割というのは文科省がうるさくいうんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会は今までの倍時間がかる。女性がなんと10人くらいいるのか今、5人か、10人に見えた(笑いが起きる)5人います。■女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。■私どもの組織委員会にも、女性は何人いますか、7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。」

 さて、この全発言を見て、これを問題ととらえるか否かは意見が分かれるところです。全文を見て、「ちゃんと褒めるところは褒めてるじゃん」と言った人もおりますが、その人もちゃんと全文を読んでいない、と私は思います。確かに後段では「女性は~わきまえておられて、お話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っています」と言っているけど、そもそも「わきまえる」って何?しかも結果的に「欠員があるとすぐ女性を選ぼうとする」と、決して女性を増やすことを是とはしていないのがわかります。
 
 マスコミが「発言を切り取った」という意見もあります。確かに”切り取ってはいます。でも、冒頭の「女性理事を4割というのは文科省がうるさくいう」という部分の結語として、「欠員があるとすぐ女性を選ぼうとする」と言っており、女性を増やすことは是としておらず、”褒めている”のは一部分であって、やっぱり女性は邪魔と言っているととらえられても仕方がありません。

 こういう”上げて落とす”もしくは”落として上げる”言い方をする人がおりますが、この”落とす部分”はやはりいうべきではありません。森さん流の盛り上げ方で、飲み会の席なら笑って許せることですが、公的な立場での発言ではやはり許すべからざるものです。

 例えば自分が言われたとすると、上げてから落とされるのは勿論、落としてから上げるのも、印象に残るのは上げられた部分ではなく落とされた部分です。
 こういう皮肉屋的な言い方がかっこいいと思っている人がいます。

 無報酬で頑張っていたとか、病を押してオリンピック実現の為に粉骨砕身取り組んでいた、ということでこれくらいの発言で退任を迫るのはどうか、という意見もありましたが、そもそもそれとこれは話が別です。じゃ病人が言ったことは何でも許されるのか、無報酬だったら何言ってもいいのか。それはやっぱり違うと思います。

 辞任会見で、老人が悪いという非難に対してきわめて不愉快、と言っていましたが、これは正しいと思います。老人だから悪いのではなく、こういう発言をしても平気な森さんだからよくないのです。

 こういうお調子者、自分は間違っていないと思っている人こそ危険です。
 自分の発言が誰かを傷つけていないか。委縮するのではなく、自分の発言にはほんと気をつけないといけないと 自戒を込めて思います。

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口先だけの平等社会。

 オリパラ組織委員会の森会長が、舌禍によって辞任するという。
 事の発端は「女性が多いと会議が長くなる」という発言。聞いた時、これは問題になるなと思った。案の定、国内外、特に外国からのバッシングは大変なものだった。挙句の果てに、翌日の心の籠っていない謝罪会見。謝罪のところは終始下を向いてメモを見、質問についてはぶっきらぼうに答える。仕方なく会見をしたのが誰の目にも明らかで、当初は謝罪で終息としていたIOCでさえ前言撤回し強く非難。これをもって森会長続投の目はなくなった。

 会議云々の話でいうと、”女性がいると~”とは決して思わない。もしそういうことがあるとすれば、男性ばかりで物事を決める時、「余計なことは言わないようにしよう」と妙な忖度をする人が多いのは事実。だからこそ、性差による自由な意見は大切だし、「会議が長い」という意味でいえば、わけのわからないことでまぜっかえしたりする頭の悪い老害の方がよっぽど迷惑だったりする。もっともこれすらも、年齢による差別でしょう。まぜっかえす人は男女や年齢ではなく一定数必ずいます。男女や年齢による差ではなくて、あくまでも個人の問題。それをステレオタイプで「男性」「女性」「若者」「老人」という括りで語ることがそもそもの間違いです。

 一方で、女性管理職を増やそうとか、国会議員を増やそう何%まで増やすとかいうのも、ちょっとおかしい。目に見える形で、女性の比率を上げようというのはわかるけど、根本的に女性が参画できる状況を作ってもいないのに、とにかく女性を増やそうとしているだけ。男性社会の基準の中に無理やり女性を突っ込んでいる。これがいい事とはとても思えません。女性登用の観点が突出して、本来登用されるべき男性社員が外され、女性が選ばれる。男性だというだけで割を食ったと感じる男性だって多いはず。
 うちの会社でも女性管理職と呼ばれている人は、結婚をしていなかったり、お子さんがいらっしゃらなかったりする人が結構います。勿論、すべてではありませんが、既存の男性社会の中で頭角を現し、管理職となるには男性以上に私生活を制限しないとなりません。そういう社会、制度を無くさずに、単に女性管理職を増やそうとしていることにずっと違和感を感じています。

 女性でも優秀な人は登用されるべきだし、無能な男性も排除されるべき。その時の障害は男性であっても女性であっても平等でないといけないと思います。

 一方で、優秀な女性だからと言ってなんでも登用しようというのも男性の勝手な都合です。
 仕事も一生懸命、私生活も一生懸命という人は多く、その時にどちらかを自由に選択できるということが大切で、特に女性の場合、出産によって一定の期間社会から否応なく離れないといけないがあります。仕事をする上で間違いなく障害となることですが、これを受け入れ、解決していないから女性に無理を強いて、少子化が進んでいきます。家庭を優先した人は、仕事から外されるか、辞めざるを得ない状況になり非正規という不安定な仕事にしか着けなかったりする。
 
 家庭を守りたい、という人は男性も女性もいて、でも男性は外で仕事、女性は家事を専業として家庭を守るという考えから抜け出せない為に、生きにくい思いをしている人は特に女性では多いと感じます。
 社会をドラスティックに変えていかないと森さんと一緒に日本は沈没しちゃいます。

 と、私のような平社員が言っても何も変わらないんですけどね。
 政治家や経営者の人、ちゃんと考えてよ。

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テレワーク時のスタイル。

 テレワークが始まって以来、基本的にワイシャツネクタイ(クールビズの時はノーネクタイ)、下はチノパンというスタイルです。
 場所は既に結婚して出ていった長男の部屋。学習机がありますのでそこで仕事をしています。自分の部屋なんてないので、もし子供が同居していたら、リビングで仕事をしないといけなかったことを考えると環境的にはよいタイミングでテレワークになったと思います。

 娘も1月から転職をし、テレワークになっています。彼女は自分の部屋でやっていますが、上はきちんとした格好ですが下はパジャマのまま。昨日に至っては上下ともパジャマだった…(^^;)。

 テレワークと言えども、切り替えは大切だと思っているので、着替えないという選択は私にはありません。勿論起床時間も通勤している時と一緒。長男の部屋に”出勤”しているイメージです。
 
 学習机は、高さ的によいし、手元に文具もあるので使い勝手はよいのですが、椅子が同素材(木製)で、座布団はしているものの長時間の作業にはやっぱり不向き。
よく考えてみれば、学校の椅子も家庭の椅子も長時間勉強するには不向きですね。椅子って大事です。そっかーうちの子がずっと机に向かってられないのは、椅子のせいだったと今更ながらに思います。
何の考えもなく、学校に入ったら机に付属した椅子を買おうと思っている親御さんがいたら、椅子は長時間座っても負担のないものを別購入する方がよいです。
小学1年生と高校3年生では体格も違いますから、机も高さが変えられるものがよいし、椅子も買い替えた方がよいと思います。恐らく学習効果は各段に違います。

 最近は新規陽性者数も減少傾向で、3月7日には緊急事態宣言は解除されるでしょうが、今年まだ1個や2個の波は来るでしょうし、そうなるとまたもテレワークになる。今でも十分ですけど、やっぱり椅子は買い替えようかなぁ。もうね、2日テレワークしただけで、腰が痛い。以前よりは努めて立ち座りをし、身体を動かすようになっていますが、それでも通勤にしている時に比べて歩数は1/4から1/10と極端に少ない。都会のサラリーマンは何気に運動しているのです。
 来週も2回出勤、3回在宅。個人的にも30%出勤になっていない。電車は緊急事態宣言?と思うほどに通常通り満員。それなのに陽性率は激減してきて本当に大丈夫なんか?と思ってしまいます。

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この1年。

お題「#この1年の変化
はてなのお題に久しぶりに答えてみようかな。

 昨年の今頃は、中国武漢を中心に新型コロナウィルスが蔓延して、中国からの物流が滞り始めた頃でしたが、まだ日本ではそれほど流行っておらず、世界が一変するほどの状況になるとは思っていませんでした。ただ徐々に日本でも感染が広がり始めて不気味な足音が聞こえてきた頃。

 この1年、飲み会は数回。これまで会社は、5名以下で注意や自粛など、自己責任的な言い方をしていましたが、今回の緊急事態宣言発令の際は明確に「禁止」と言ってきました。個人的な時間までで制限を加えることに大きな違和感を覚えますが、万が一でも自分が感染発症して行動報告した際に”飲み会”参加してたなんてことがわかったら馘首もんです。

 ウィルスは人と人との接触で感染拡大するので、それを制限していくのは仕方のない事だと思います。しかし、人と人との関わりがこれほど大切なものだったとは、半世紀以上生きてきて初めてわかったような気がします。
 そもそも一人でいることにはさほど苦痛を感じる性格でもなく、「無人島に一人でも10年や20年平気だね」と思っていましたが、実はいろいろな人との関わりの中で確かに自分は成長させられ、安心を戴いていたんだなと実感しました。
 飲み会は勿論、色々な集まりで仲間に入れてもらったり、イベントや映画や旅行なんかにもなんの気兼ねもなく行けたりすることが当たり前じゃなくなったこの1年。
 いなくなって初めてわかる親の有難み、などといいますが、こういった当たり前の事が出来なくなって、初めてそういう日常の有難みが、本当に大切な事だったと改めて思います。

 数年後、マスクを外して大酒呑んで莫迦笑いできる日が来ても、この今の辛い状況や仲間の有難み、日常の有難みを忘れないようにしないとね。

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同じ穴の…。


東京五輪・パラのボランティアの辞退者が約390人に 森会長謝罪して以降5日間で


 東京五輪パラリンピック組織委員会森喜朗会長が女性蔑視とも取れる発言したことを受けて、8日正午までに大会ボランティアの辞退者が約390人に上ることが明らかになった。■組織委によると、辞退理由は問わず、森会長が謝罪した4日から8日正午までの5日間を集計。登録者8万人に対する割合は約0・5%だという。■ 発言を理由に辞退を申し出た聖火ランナーは2人。コールセンターへの問い合わせは約4550件。内訳は電話が約350件、メールが約4200件だった。■東京都は4日から5日夕までに観光案内などを行う都市ボランティア約3万人のうち辞退が14件あったとしている。期間内に都に寄せられた抗議の電話やメールは542件だった。(スポニチアネックス・2/8(月) 20:01配信)

まぁそう考える人も出ますよね。
一昨年前はボランティア募集しても抽選で会社の同僚も応募してたけど「落選したー」と落胆していましたが、今となってはよかったかもしれません。
 医療関係者もタダ働きさせる余裕はないし、この状況で「どうやったら開催できるか」なんて考えられないです。

そして、二階幹事長は、というと。。

自民・二階氏「撤回したからいいのでは」 森氏を擁護

 自民党二階俊博幹事長は8日の記者会見で、東京五輪パラリンピック組織委員会森喜朗会長が女性蔑視とも取れる発言をしたことについて「撤回したということで、それでいいのではないか」と擁護した。■森氏の進退に関しては「党として辞めるべきだとか、辞めないべきだとか言及することは過ぎたことであり、冷静に見守るのが一番いい」と語った。(産経新聞・2/8(月) 21:25配信)

 同病相憐れむというか、同じ穴の狢というか。
 見苦しい大人の代表2人。
 こういう人たちを見ると、あーいう人にならないように気をつけようと思います。
 そういう意味での存在意義は間違いなく有りますね。
 

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「『昭和40年男』『昭和50年男』特別企画展」

 昨日のコンサートのあと、唯一購読している雑誌『昭和40年男』の企画展を上野マルイでやっているというので、せっかくなので寄ってきました。

 すごく狭いスペースで物販中心でしたが、「魚雷戦ゲーム」や「電子ブロック」の現物を見れたのはよかった。プロレスのレプリカベルトとかもありましたが、いかんせんプロレスは門外漢で(^^;)。
 
 物販も面白いものが結構あったのですが、キャラもののTシャツを着る趣味はないし、「西部警察」「ポインター」(ウルトラセブンの車両ね)のミニチュアカーとか3万とかするので手が出ない。『昭和40年男』は面白いのですが、さすがにTシャツやステッカー、缶バッチはいりません。「ILOVE1965」とか、年齢バレバレじゃん。恥ずかしくて外で着けれませんわ…((((^^;)
 で、「機動戦士ガンダム」初回放映時のグッズをまとめた『1979年の機動戦士』『1980年の機動戦士』という同人誌再刊本を購入。1979-80当時、ガンダムがどのように扱われていたかをまとめた本で、当時買っていたアニメ雑誌、レコード、新聞記事、初期のガンプラなどが網羅された労作。懐かしくてこれは衝動買いしちゃいました。

 昭和40年から50年って、まだまだ貧乏で、汚くて、80年代とは違った騒がしさがありました。なくなってしまって残念なものもたくさんあります。あの時代、嫌いじゃないけど戻りたいかって聞かれると正直微妙です。懐古的には面白いんですが生活は色々不便だし、無くしてしまったものも多いけど、今の方が全然いいと思います。

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「銀河鉄道999 シネマ・コンサート」

 
 映画のBGMを生で演奏するシネマコンサート。今回は「劇場版 銀河鉄道999」1979年の作品です。もう42年も前の作品ですが、まったく色褪せない名作です。
 大きなスクリーンで見たのは、ロードショウ公開時以来ですから、そのまま42年ぶりですが、かつてはビデオで観、今はDVD持ってるし、先日もBSでやっていてつい見ちゃってもう何回観ているかわかりません。恐らく10回は越えているはず。

 劇伴音楽は「交響詩銀河鉄道999」として映画公開時発売されて、購入。CD化された時も購入し、続編「さよなら銀河鉄道999」の音楽「交響詩さよなら銀河鉄道999」(こちらは東海林修作曲)と共に、今もwalkmanに入れていてよく聴いています。

 その劇伴を栗田博文指揮、東京フィルのフルオケで映画に合わせて演奏、しかも劇中歌「TAKING OFF」と「THE GALAXY EXPRESS999」は本家タケカワユキヒデが歌うという豪華さ。これは行かないという選択はありません。
 コロナ禍の中、開催が危惧されましたが、対策をされて本日無事東京国際フォーラム ホールAで開演されました。
 
 最大座席数 5012席ですが、一つ飛ばしの間隔ですので約2500名定員と考えるとほぼ満席だったと思います。この一つ飛ばし席は企画する側としては苦渋の選択でしょうが、映画もそうですが客側としては両隣、前後に人がいなくてこの上なく快適です。この点は私的にコロナ様々です。

 いいシーンはたくさんある名作なのですが、まるでミュージックビデオかと思うほど音楽とのマッチングの良さもこの作品の魅力です。
 冒頭の字幕(ひとが この世に生まれる前から この星は輝き ひとが この世から去ったあとも この星は輝き続ける 生きているとき ひとは この星の海を見上げ みずからの行末を思う……)が終わり、銀河の向こうから999号のヘッドランプが見え こちらに迫ってくる。そして城達也のナレーション
「人は皆、星の海を見ながら旅に出る。
 (ここから音楽がスタート)
 思い描いた希望を追い求めて
 果てしなく旅は長く。
 ひとはやがて夢を追い求める旅のうちに
 永遠の眠りにつく。

 ひとは死に
 ひとは生まれる。
 終わることののない流れの中を
 列車は走る。
 終わることのないレールの上を、
 夢と希望と野心と、
 若さをのせて
 列車は今日も走る
 
 そして今、汽笛が新しい若者の旅立ちを告げる」
 
 地球をバックにメインタイトル「銀河鉄道999」。

 そこからメガロポリス中央ステーション着までをスタッフ紹介と共に描写。
 華やかなメガロポリスと対照的な、下層の貧民街にいる鉄郎を追いかける。ここもほぼセリフなしで音楽のみ。
 鉄郎が機械化人のカップルからパスを盗み、メーテルに会い、逃げてメーテルと再会するまでもほとんど音楽のみで構成。
 そして999の出発。発車のベルが鳴って「TAKING OFF」。これもまるでMV。曲の終わりで地球圏を出る。感動のポイントです。
 その後も、タイタンや冥王星での物語も印象的な音楽、そして西部劇のようなラーメタルの街、時間城での機械伯爵との闘い。
 ついに到着する機械の身体をタダでくれる星。惑星メーテルでの戦闘と音楽が場面を盛り上げます。

 惑星メーテルを破壊して地球に戻った後のメーテルとの別れ。 
 「今 万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今 万感の思いを込めて汽車が行く。一つの旅は終わり また新しい旅立ちが始まる。さらばメーテル。さらば銀河鉄道999。さらば少年の日よ。」 
 城達也の渋いセリフのあと、線路を駆けて駅に戻る鉄郎。「THE GALAXY EXPRESS999」がかかってエンドロール。

 もう完璧な音楽映画です。

 今まで「ゴジラ」(第1作)、「ルパン三世カリオストロの城」(2019)とシネマコンサートを見ましたが、あと何見たいかな。洋画では「スターウォーズ」「インディジョーンズ」とか「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とかやってたんですよねぇ。
 アニメでやって欲しいのは、「クラッシャージョウ」「うる星やつらビューティフルドリーマー」、ヤマトだったら「ヤマトよ永遠に」が観たい。
 洋画で今までやったことないので言えば「ある日どこかで」やったら万難を排していきます。

 

銀河鉄道999 シネマ・コンサート SPOT 〜ナレーションby メーテル役:池田昌子さん〜 2/6@東京、2/11@大阪