日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

光に目をむけること。

 忙しいという字は心を亡くすと書きますね。
 コロナ禍も2年以上。みんなマスクを付けることにも慣れて、以前のように笑ったりすることも、楽しくお話することもめっきり減りました。

 ただでさえ、落ち込みがちになってしまう状況が続いており、ともすると俯きながら毎日を過ごすことが多くなっています。

 このまま鬱々としているとほんとよくない。
 こういう時は、無理しても背筋を伸ばし、前を向く。空を見上げる。
 好きな音楽を聴くのも良い。

 ただね、心を亡くしていたりすると闇が忍び寄ってくる。
 だから、光に目を向けることが大切。

 ♪上を向いて歩こう
  涙がこぼれないように。

 なるほど、上を向くと涙が零れないんですよ。

 つらいことが続いている、と自覚した時は、上を向いて光に目を向けること。

 勘違いかもしれないけど、少しは気持ちが晴れやかになります。
 
 頑張らなくて良いけど、ちょっとだけ俯いた視線を上に向ける。
 これだけでも十分生きていく力が湧いてきます。

 光よ、我に力を。。


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「七人の侍 ロケ地の謎を探る」

七人の侍 ロケ地の謎を探る
高田雅彦 著・アルファベータブックス

黒澤明監督1954(昭和29)年公開の「七人の侍」。
自分の中でも不動のNo1映画。DVDも持ってるし(初DVD化版とデアゴ版)、blu-rayは最も画像が美しいクライテリオン版を持っています。

映画好きであれば、当然観たことのある”名作”ですが、古い映画なので、公開時に観た人ならともかく、私たちと同じ世代の人でも「名前は知ってるけど見たことない」って人多いです。
上映時間も207分(3時間27分)と超大作で、途中休憩が入ります。私も初めて観たのはビデオ化された時なので、今から30年くらい前。

噂には聞いていたものの、これほどまでにすごい映画が日本にあったのかという思いでした。

始めて映画館で観たのは町田の映画館「まちえい」の閉館を記念して上映された時。その閉館最終日に観ることができました。
大スクリーンでの「七人の侍」は、ブラウン管とは異なり特に最後の豪雨の中の決戦シーンは圧巻。
2016年に4Kリマスター版が公開。タイトルからしてエッジが効いていて、絵的には新作を観ているよう。

そんな名作「七人の侍」ですが、これまでもたくさんの解題本が出ており、できる限り読むようにしています。
今回の「七人の侍 ロケ地の謎を探る」は、ロケ地に焦点を当てて調べたもの。多くは成城の東宝撮影所のオープンセットで取られていますが、黒沢監督が多くロケ現場としている御殿場、伊豆のいったいどこで撮影されたのかを丹念に調べていきます。

とはいえ70年近く前。
成城の東宝撮影所ですら、セットを作ったところは宅地やホームセンターになり、ほんの僅か面影がある程度。御殿場や伊豆にしても一目で往時と同じところとわかるところはなく、山の稜線や道の曲がり、坂の角度などでロケ地を同定していくのは、読んでいてとてもスリリングでした。
更に、赴いたロケ現場と思えるところでは、当時見学した人や実際にエキストラで出演された人からお話を聞くことができている。

67年前の映画のロケ地を調べるのは今が限界。まして黒澤監督を始めスタッフは勿論、主演の七人の侍もすべて物故されており、当時のお話を聞ける人も限られてきた。

当時であっても困難な撮影。まさに次代に残すべき世界の宝ともいうべき映画が日本で作られたことを誇りに思います。日本人なら必見の作品ですので、未見の方絶対に見て欲しいなと思います。


七人の侍 ロケ地の謎を探る

七人の侍 ロケ地の謎を探る

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12時間拘束。

結局今日も12時間会社にいました…orz。
しかもほとんど動かず、PCと電話。オペレーターか。いえいえ一応営業ですw

なのに予定していたことの半分もできず。大丈夫だろうか。。

朝は5時起き(今日は4時半)。6時半には家を出て、8時前に会社着。ずーーーーーーーっと仕事して、20時に退出。家に着くのは21時半過ぎ。
計算上残業は4時間弱ですが、残業代はなし。

このエンジン全開状態はいつまで続くのか。。

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フルスロットル。

 やっぱさ、休み後はちゃんと暖機運転をして臨みたいのに、いきなりフルスロットル。
 先週金曜も有休取っちゃってメールも多かった(休み中も社用iphoneでメールだけ見てた)ので、メール処理だけでも始業前にしてしまおうと、いつもより1時間前に出勤したのに、結局会社を出たのは20 時近く…。
 やろうと思ってたことが一切できず、突発的に起きたことの処理1日が終わる。何ということ。。

 エンジン点火してベタ踏みとか、絶対やっちゃいけません。

 それもこれも全部中国が悪い。上海ロックダウン。
 こういう状況があると、ウィルスの拡散もある程度やむを得ない、経済優先っていう人の気持ちがわかります。
 
 GWが終わって、案の定陽性者数は右肩上がり。
 重症化しないで数日の隔離生活で完治するなら良いのだけど、いかんせん未知のウィルス。後遺症がどこまで出るものかわからないし、特効薬もない中で、経済全振りするのは、やっぱり躊躇してしまいます。

 まだ月曜日。後4日このまま全力疾走なんだろうか。身体持つかなぁ。あ、金曜は、サックスレッスン。日曜は、久しぶりの川崎大師奉納弓道大会。
 そこまでとりあえず頑張ろう…。

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というわけでGW最終日。

10日の休み終了。
次の長い休みは、
7/15有休予定にしているので、7月15日〜18日(4日間)。
8月11日〜15日(5日間)。
12月30日〜4日(6日間)これは、29日有休取って7日間になるかも。
うーん、今年度はもうこのGWを越える長い休みはないなぁ。。

今日は、AMは弓道場へ。やっぱ課題解決に至らず。これで来月審査とは…。ベストな射ができたら良いけど。。
帰宅して、さすがに10日も休みがあって1度もサックス練習しないのはいかがなもんかと思い、デジタルサックスで運指だけでもさらっておく。来週13日は久々のレッスン。「名探偵コナン」Aメロはイケる。Bメロも入口数小節予習。

後は相変わらずダラダラ。
「鎌倉殿の13人」は壇ノ浦の戦い義経、八艘飛び。安徳天皇三種の神器とともに入水。そのご八尺瓊勾玉八咫鏡は発見されたが、草薙剣は結局今に至るも発見されていない。沈んだのは形代(レプリカ)で、本物は熱田神宮にあるとか。
 三谷幸喜脚本大河は「新選組!」「真田丸」に続き3作目。鎌倉は地元神奈川ということもあり、全2作より興味深く観ています。もっとも鎌倉時代って、殺伐としていてあまり好きな時代じゃないのでこれまで避けており、改めて歴史のお勉強をしている感じ。


さて、明日からお仕事リスタート。
COOL BIZが始まるのでノーネクタイ。

上海ロックダウンも結局解除されず…。
次のお休みに向けて、お仕事頑張ろっと。


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GWも残り2日。

 10日もあったGWも今日入れて残り2日でした。
 始まる前は、もっと有意義に使おうと思っていたのに、結局だらだらとしてしまって、なんだかなぁーって感じです。

 弓の練習はしていましたけど、当初考えていた課題を改善できず、射型定まらず的中もいまいち。

 1月以来実家の様子を見に行けたのはまぁよし。
 コンサートに行って、帰りに久々に飲み会できたのもよかった。
 今日は伸ばし伸ばしにしていた庭の草取り。
 このお休み中、ふわふわ3回も聞けて良かったなー。
 レンズ入れ替えたばかりの眼鏡飛ばして破壊しましたが、メルカリで同じものを発見、すぐに注文してレンズ入れ替えしてまた使えるようになったのもよし。
 久しぶりに娘が帰ってきて会えたのもよかった。まずは”無事是名馬”、です。


 もうね、収入さえあればリタイアしたいんですけど、そうもいかず。65歳の年金受給まで10年は切りましたが、生活するだけで精一杯の年金しかもらえないから、今と同等に遊ぶ為には結局死ぬまで働かないと…。贅沢とか全然していないんですけどね。

 お金も休みも計画的に使わないといけないなーと今更ながらに思いました。

 あ、サックスこの休み全然触ってもいないや(^^;)。やる気あんのか、俺。

 明日の最後の1日、充実したっ!と言えるくらいにちゃきちゃき動こうっと。

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「レコード喫茶ふわふわ Vol.156「めざせ!パチモンマスター2022」」

  
いつもリアルタイムでチャットしながら聞いている、音楽ライター不破了三さんの配信しているレコード喫茶ふわふわ。昨日は13-18時の昼間の配信でしたが、弓道の講習会が13-17時まであり、最後1時間くらいしか聞けず、本日アーカイブで聞きました。

 今回のテーマは”パチソン”。
 70年代から80年代、沢山のアニソン、特ソンが納められたカセットテープが、スーパーの店頭、ワゴンセールで500円とか1000円とかで売られていました。当然オリジナルではなく伴奏も歌い手も名前わからないどころか、オリジナルを再現する気すら感じない数多くの曲…。当時買った時は、そのチープな音、歌に唖然として、完全にゴミと思っていましたが、高校の頃に、栃木放送の若者向けローカルラジオ番組「ワンダー由美子のヒポタマランド 」の"もどきテープ”のコーナーで取り上げられているのを偶然聞いて、その斜め上の魅力にはまってしまいました。

 今はYOUTUBEとかでも聞けます。
 パチソン知らない人に。
 まずは「スパイダーマン」を。私が初めて聞いた。パチソンです。原曲を先に。
 

www.youtube.com

 ビデ夕樹の声、いいですねー。演奏も掛け声もしっかりしていますねー。かっこいい!
さてこれがパチソンになるとこうなってしまいます↓

www.youtube.com

 オリジナリティ満載ww

もちろん、これらとんでもないある種詐欺まがいのミュージックテープ(今回レコードでも売られていたのを改めて知りました)も売り物である以上、制作をされた方がおり、演奏者を集め、歌い手を集め、スタジオを借りて作られたものなんでしょう。でも少なくともオリジナルを聴きこんでいるとは到底思えないやっつけ仕事感満載w。

今回は、これら70-80年代の強烈な曲ばかりではなく80年代以降のパチソンも紹介。80年代後半から、いわゆる”打ち込み”で伴奏を作り、カラオケの隆盛で歌い手のレベルも各段に向上し、かつての、のけぞるようなパチソンは作られなくなってしまいました。それどころか「こっちがオリジナルでいいんじゃね」と思えるものまで。
仮面ライダーブラック。オリジナルは仮面ライダー役の倉田てつをさんが歌っています。こちらの歌い手は藤井健さん無名スタジオシンガー時代らしい。のちにゴーショーグンやゼンダマンのオリジナルを歌われます。

www.youtube.com
ここまでくると、パチソンではなくカバーですね。

90年代以降は、アニソンといってもタイアップ曲が多くなり、アニソン=子供向けじゃなく、普通のJPOPに。
不破さんの定義するパチモンアニソン鑑賞の三大要素=「テンポが遅い」「楽器編成が薄い」「メロディや譜割りがホンモノと違ってる」が崩れてきます。
これらの音源は基本的に、「オリジナル音源の正規の譜面を入手できない=耳コピ採譜」「予算的にオリジナル音源と同等の楽器編成を用意できない」「指揮者・演奏者・歌手等がオリジナル音源を聴けていない」「正しい判断ができるディレクターが不在」など、製作上の厳しい条件の下で作られることがほとんどです。
今回の特集も「不出来をバカにして笑い飛ばすのではなく、当時の制作者たちに愛情と同情を抱きながら、これらのパチモンアニソンの存在価値を確認していく気持ちを大切にしたいと思います。」という事で紹介されています。

チャット内で不破さんのパチソンについて「80年代以降、パチソンを襲った“三大異変”とは?」としての考察をチャットで挙げられていますが、これが目から鱗の良い考察ですので、是非、アーカイブで聞けるうちに聞いてみてください(無料登録が必要です。聞くのに費用はかかりません)。
https://www.twitch.tv/videos/1475486831

最後に1977年の映画「火の鳥」のテーマ。松崎しげる火の鳥雄大な世界を歌い上げます。まずはオリジナルを。

www.youtube.com
松崎しげるは本当に歌上手いですねぇ。
パチソンになるとこうなります。

www.youtube.com
そもそもこの曲をコピーしようとしたことに無理があるのですが、インパクト強すぎて松崎しげる歌唱を忘れてしまいますww

アニソン・特ソン奥が深いですw
あーカラオケしたくなってきました。コロナめー(-_-メ)。

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講習会。

 所属する弓友会の講習会は、一昨年前のコロナ蔓延以降中止されており、約2年半ぶりに開催されました。
 Y先生もお元気そうで何より。
 今回は、参段以上限定だったので和服着用、男性は肌脱ぎ、女性は襷掛け。
 審査再開されてからも以前は和服での審査でしたが、滞留防止、時間短縮の為道着での受審となった為、2年以上和服での所作はやってません。
 細かなところは色々有りますが、大体覚えていましたわ。
 13時〜17時までの4時間で10射。
 
 以前は力で引かない、離さないという注意を受けていましたが、その点はかなり注意して練習していたので今回は最初だけしか言われませんでした。恐らく力で引く、離すは直ったのかと。
 後は、口割れにしっかり付けること。弓手を押し、馬手は矢筋にいっぱい引くこと。
 会は昔に比べれば長くなってたのか、あまり注意を受けず。

 指導を受けながらで5中/10射中、中りもそこそこでした。

 来週は川崎大師奉納弓道大会。
 翌週は市弓連の講習会。
 
 この調子で大会での入賞と、来月の審査クリアしたいものです。

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家族。

 昨日、半年前家を出た娘がGWのお休みで帰ってきた。
 ちゃんと生活できているのか心配でしたが、何とか生きているようなので一安心。

 「夜は何が食べたい?」というと、お寿司か鶏肉じゃない肉と。お金がないので肉といえば鶏肉しか食べてないらしい。いやいや(^^;)。
 で、昨日の夜はお寿司、今日の夜は牛肉を食べさせました。餌付けかw

 子供を育てて一緒に暮らすのが日常だった頃は過ぎて、2人は巣立っていき生活を始めた。それは生き物として自然な事です。
 今となっては夫婦二人の生活にも慣れて、お互いにつかず離れずゆるゆると生活していますが、こうして子供が帰ってくると、改めて「子は鎹」だなぁと思います。

 場所は違えど、長男は家庭を持ち、娘もなんとか生きていけている。そういう社会性というか、生活力を身につけて貰えただけで子育てはうまくいったと思いたい。ま、親はなくとも子は育つってゆーから、私たちがいなくともまっとうに育ってくれたかもしれないけどね。

 でもまぁ、久しぶりに会った娘は、いいところも、だらしないところも、やっぱりなんとなく私やカミさんに似ていて、先天的なものも含め、やっぱり家族だなぁと心の中で苦笑い。
 一緒に過ごしていた20年ちょっとは、もう思い出の中。
 これからも健康第一でまっとうに生きて行って欲しい。
 あんまし頼りにならないけど、生きてるうちは頼ってもらえるくらいは頑張ろうと思います。

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「魂でもいいから、そばにいてー3・11後の霊体験を聞く」

魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
奥野修司著・新潮文庫
奥野さんの作品は、
是枝裕和監督の2013年の映画「そして父になる」の原案(参考文献)となった、”取り換えっ子”のノンフィクション。『ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年』
第27回講談社ノンフィクション賞・第37回大宅壮一ノンフィクション賞をW受賞した沖縄の女傑、金城 夏子を取材した『ナツコ―沖縄密貿易の女王』
横浜のサレジオ高校で起きた高校生殺人事件『心にナイフをしのばせて』
を読んでいます。

 2011.3.11 14:46 東北地方太平洋沿岸を襲った東日本大震災は、津波となって海岸沿いの街を飲み込んだ。
 阪神淡路大震災は火災で亡くなった方が多かったが、東日本大震災では、津波でたくさんの人の命が奪われました。

 震災後、亡くなった方と思われる幽霊話、心霊現象は、ネット上でも多く報告されています。曰く、駅からタクシーに乗せたお客さんが指示したのは、津波で更地になってしまった場所で、そこに到着すると後部座席にいなかったとか、前を行く車がずっと止まっているのでクラクションを鳴らしたら、運転していた人は、道路を渡る沢山の人を見ていたとか。
 そりゃ、1万6千人近くが一瞬にして波に飲まれ亡くなって、ほとんどの人が自分が死んだことすら理解できず、彷徨ってしまう気持ちはよくわかります。
 残された人も、昨日まで一緒にいた親や兄弟や子供たちが突然いなくなってしまい、気持ちの整理なんかつくわけありません。
 自然災害とはいえ、生き残った人は、「もしあの時、戻っていたら…」とか、「一声掛けておけば…」など、自分を責め続けるといいます。
 
 そんなつらい日々を癒やすのは、亡くなった人の魂しか拠り所はありません。
 そんな想いが形になって現れるものなのかもしれません。

 知らない人が聞けば不思議な話ですけど、それらの話をしっかり受け止めて上げることはとても大切な事だと思います。

 震災後幾度も現地に通い、被災者に寄り添い語ってもらった16の物語。
 実際はこれが亡くなった人の数だけある。

 奥野さんが見聞きした物語は、一般的には霊的な話なのに不思議と怖さは感じません。
 彼岸と此岸との差が曖昧になることで救われる命も間違いなくある。
 生きているということは、亡くなった人の想いをも受け止めて、精一杯生きることが何よりも大切だということを強く感じました。

 まさに”生かされている”んですね。
 生きているとつらいことがいっぱいあるけど、それは試練かもしれません。
 がんばって自分も生きていかないといけないなと、思いを新たにしました。

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