小さい頃の話。
近所に駄菓子屋がいくつかあって、
そのうち3軒くらい、もんじゃをやっている店があった。
最近もんじゃというと具沢山のものを想起するけど、
その頃のもんじゃはぐなんてほとんど入っていないものだった。
強いて具と呼べるものは、
天かす
紅しょうが
切りいか
程度で、値段は30円だったかなぁ。
卵を入れると別料金(50円)なので
家の冷蔵庫からくすねてもって行きました。
だから、したり顔でもんじゃの作り方
(「まず具でどて作ってー云々」)を聞くと
「へ、昔は土手なんか作んなかったよ!」
といいたくなってしまう。
もんじゃの語源は一説によると
文字焼(溶いた小麦粉で鉄板の上に文字を書くことから)というそうだ。
(あくまでも一説)
だから最近のもんじゃは確かに豪勢だけど
こんなのもんじゃじゃない!という
気持ちもあるんです。
大体30円のもんじゃが1000円もするなんて・・・。
昔のもんじゃが懐かしい・・・。