『団塊格差』/三浦 展・文春新書 を読む.
"団塊の世代"とは、作家、堺屋太一が考えた、
戦後の第一次ベビーブーマー世代のことで、
2007年に退職時期を迎えることから、
技術の継承の問題、退職金を当て込んだマーケティングなど
最近やたら注目を浴びていたりする。
人は十人十色でしょ。
いくら右むけ右の世代でも、一括りに語る危険性はないのか?
とはいえ、類型はそれほど多くない、
そもそも数の多い世代なのだから、ターゲットを絞れば
ある程度の数字は見込める。
うーん、そーかなー?
十把一絡げで語るいかがわしさをずっと感じていたのね。
そんな疑問に、ある程度答えてくれるこの本。
最初は、「仕事の役に立つかな」と
いやらしい気持ちで読み始めましたが
結構普通に面白かったです。