伊東美咲の響子さん、微妙。
確かに綺麗なんだけど、それだけ。
ミステリアスでもなければ、肉感的でもない。
2007年、娘(春香)に響子さんと五代君が知り合った頃の話を
するという出だしは、20年以上経った今、そのままの形で映像化
するには、仕方のない演出だったかもしれない。
この20年で、恋愛のアイテムは大きく変わった。
コピーにもあったけど、
「あの頃は携帯もメールもなかった。」
携帯があれば、デートで5時間も彼女を待つなんてことはなかった。
(これはわたしの実話、しかも彼女は今のカミさん。)
「一刻館」はあの当時でも古い建物で、
その説明がまったくないと、さすがに今の人には
違和感があるに違いない。
何故今『めぞん一刻』なんだろ。
『生徒諸君!』(これは一応最近の『教師編』が原作だけど…)や
『地球へ…』
がTV化されて、うれしい反面、今更映像化しなくてもいいのになぁ
と思う。
結局、それらを愛した世代が社会の中心になって意見が通るようになったって
ことなんでしょうが…。