タイトルに引かれ、読む。
まさに今の状況を表した本です。
基本的に上司は思いつきでものを言うんです。
それは、仕方のないことであるということを
まず肝に銘じないといけない。
結論のひとつとして、
「上司を莫迦にせず、しかも"上司は莫迦かもしれない"という可能性を考慮する」
ことが大切ということです。
それと、上司の単なる思いつきの論理矛盾や現実離れを指摘できる能力を身につけていること。
でもそれを指摘してはいけません。
そもそも論理武装をしている自分(部下)が、論理矛盾をかかえている上司と論争になるわけが有りません。
論理と感情がぶつかり合うだけ。しかも相手は上司。
勝てるわけありません。
だから、まずは、上司の思いつきに対して「あきれる」こと。
「あきれ続け」て相手(上司)が論理矛盾を自分で認識すればよし、
認識しないなら、そのまま受け流すことが良策。
でも全てにおいてまずは、自分がきちんと論旨構成のできる能力の高い部下であることが大前提ですね。
これは、現在部下の人も、上司の人もお勧めです。
読みやすいし、わかりやすい。
しかし、この本読んだだけで全てが解決するわけないんだよなぁ。
反省を促す意味で、上司にも読ませようかなぁ。
あ、なにげに机の上においておこうかなぁ。