日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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『 さよなら』

hee2007-11-21

MGM『さよなら』1957年・マーロンブランド主演/ジョシュア・ローガン監督を観る。
57年のアカデミー賞4部門(助演男優/助演女優/美術監督・装置賞/録音賞)を受賞。この年の作品賞は『戦場にかける橋』
ご存知の方もいるかと思いますが、この助演女優賞をとったのが、東洋人初、ナンシー梅木こと梅木ミヨシ。
これが東洋人初アカデミー賞の演技かー。感慨はあるが関心は出来ませんでした。
そもそもこの梅木女史はジャズ歌手で俳優ではない。スクリーンデビュー作での演技がアカデミー賞に値するというのは、単に彼女の演技だけではない、当時の世相も反映しているに違いない。
とはいえ、この映画。内容はベタな恋愛映画ですが、本筋よりも昭和32年のニッポンでオールロケを敢行し、リアル3丁目の夕日って感じの風俗、芸能がそこかしこに出てて興味深い。2時間半の内容も決して飽きることなくあっという間、それだけでも一見の価値はあるかと。

実はこの映画、先日の山梨出張の折、映画好きのお客さんがいて、仕事の話そっちのけで映画の話をしてた中出てきた映画で、DVDをお借りしてきました。
今日は、調整の休みでなんとなくみたらこんな感じで意外と面白かったです。


※ジャケット写真マーロンブランドと寄り添ってるねーちゃんは高美以子でナンシー梅木ではない。ナンシー梅木は、マーロンブランドの部下と結婚する片桐ハイリを小さくしたような人です。