日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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meets! 若松孝二監督。

hee2008-04-26

和光大学で『実録連合赤軍』のメイキング上映と、
若松監督のパネルディスカッションがあるというので行ってきました。
和光大学は家から車で30分くらいのところにあり、先日この映画を見たばっかりだったので、渡りに船とばかりに出動。
生憎の雨で道路は渋滞、しかも道を間違えて、到着は開始後20分。あー失敗。
今回の映画、当然、俳優は、連合赤軍事件の後に生まれた世代。友達と殴り合いの喧嘩すらしたことの無い世代。
そんな若者に殴り方の指導をする戦中派若松監督が印象的でした。
撮影が進めば進むほど役と一体化していく俳優たち。連帯感が生まれ、撮影が終わってからの呑み会をしているらしい。
「みんなそろって『次回作に出してください』って言われても困るけどね」とは監督の弁。
そんなこと言われたら“ほんとはうれしいんじゃないかなぁ”と思ったのは私だけだろうか。
照れ屋でサービス精神旺盛でまっすぐで純粋ででも不器用で、御歳72歳の若松監督創作意欲ますます盛ん。
是非『テロルの決算』(社会党浅沼稲二郎刺殺の山口二矢が主人公)の映画撮って下さい。
1時間半のパネルディスカッションほとんど若松監督熱く語ってました。せっかく同席された切通さんプロデューサーの大友さん、カメラマンの辻さんのお話ももっと聞きたかったです。

ともあれ、パネルディスカッションでは、質問をさせていただき、
終了後には若松監督からのサインと抽選で当たった本編チケットまでもらっちゃって、いやいやお得な3時間でございました。


若松監督のサインには"心 若松孝二"と書いていただきました。
優しいひとなんだなと改めて実感。