日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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TV映画解説者がいなくなる。

水野晴郎さんがなくなりました。享年76歳。
水曜ロードショー(今は金曜)の解説で一斉を風靡してました。
昔は、
月曜ロードショー(TBS/荻昌弘
水曜ロードショー(NTV/水野晴郎
ゴールデン洋画劇場(CX/高島忠雄)
日曜洋画劇場(テレ朝/淀川長治
と在京キー局では、殆どの曜日で映画をやっており、始まる前と終わった後に解説者が出てきて、みどころやこぼれ話を教えてくれたもんです。

今は、インターネットで映画の情報はすぐに入手できるし、DVDも特典映像満載でこういった解説をしてくれる人は逆に邪魔に思ってる人も多いかもしれないけど、自分よりたくさんの映画を見ている人で見所を教えてくれる人、出演者のほかの作品の情報を教えてくれる人は貴重な存在でした。
この方々が私に映画の面白さを教えてくれたといって間違いはないと思います。
古い映画の殆どはTVで見てました。大学生になると、まだ都内にたくさんの名画座があって、"ぴあ"を買って眼を皿の様にしてみたい映画を探しては観にいってましたっけ…。良い時代だったなぁ


後年、監督脚本主演した『シベリア超特急』は、トホホな作品で、晩年を汚す、とまではいいませんが、やはり『解説者は映画を作ってはいけない』ということを痛感させていただきました。
私も作る側にならなくてよかったなと。


ともあれ、どんどん名解説者と呼ばれる方がいなくなるのは寂しい。
こういう人たちってもう現れないんだろうなぁ。

ご冥福をお祈りいたします。



(QMA…5クレ・ミノタウロス組復活・中級魔術士1級)