有給休暇消化のために無理やり休み。
ま、連日の飲み会でダウン寸前、昨晩から花粉症のせいか鼻が詰まって治らない状況だったので、休みにしたのは正解。ぼぉーとDVDみたりしながら一日中寝てました。
朦朧とする中見ていたのは、『日本春歌考』(大島渚監督)。
白地に黒い日の丸と卒塔婆を持って国慶節に反対する団体。美しい受験番号469の女学生。突然春歌を唄いだす伊丹十三演じる先生はガス中毒で事故死するが、それを放置する荒木一郎。く、暗い。
反天皇制映画を学習院大学でロケをしちゃう乱暴さ。大島渚ってすげー。
宮本信子や吉田日出子のセーラー服姿ってなかなか観れない貴重な映像。
60年安保に敗北しやる気をなくした当時の学生の姿は、目的もなく悶々とその日暮らしをする今の若者にも共通する何かがあるような・・・。