立原あゆみ著。漫画です。最近はなんか書いてるのかな。ちょい前は本気と書いて「マジ」とかいうヤクザもの描いていたけど。
高校生の多感な頃、集英社コバルト文庫で出ていて、かなり影響を受けました。麦ちゃんとともに青春(というところが既におぢさん)を過ごしたといっても過言ではないです。性に目覚めつつ、かといって今のように奔放に生きるわけでもなく、一人の男の子が自然に恋をしたりたくさんの人に支えられながら成長していく物語は、理想でした。
先日、古書店でもう10年以上前に再刊されていた文庫(第1部全4巻)を発見し、購入し読むと昔日が走馬灯のように蘇りました。科白の一言々々、コマ割までしっかり憶えてるって事は、かなり繰り返し読んでいたんだよね。「あーこれ読んでた頃は純粋だったなぁ」と含羞とともに懐かしさが。今となっては、麦ちゃんよりも父上の記氏に近い年齢になっちゃったけど、今の若い人が読んでもよいと思うんだけどなぁ。
- 作者: 立原あゆみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/07/23
- メディア: 文庫
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