日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

アウトローの世界に対する憧れ

悪党にも一分の理という。まじめにサラリーマンとかやってると、せめて空想の中だけでも裏の世界に埋没したいっって気になる。そういうときはピカレスクロマンに限る。
というわけで、今、『麻雀放浪記阿佐田哲也にハマリ中。映画(和田誠監督・角川映画)は好きで、何度か観ているのですが、原作は手に取ることなく、気がついたら既に絶版。偶然古書店で全4巻が売っていてついに読み始めることができました。
まずは第1巻青春篇ね。
戦後の喧騒の中、バイニンと呼ばれるばくち打ちたち。イカサマのやり方が事細かに解説してあり、実践的ではあるけれど、そうそうできるもんじゃない。最近は全自動卓だから積み込みなんてできないしね。自分の女を女衒に売って、その金で一世一代の勝負とか、金がなくなり襖の向こうで女から家の権利書を奪って、支払いに回したり。荒んでる荒んでる(笑)。
麻雀もやらなくなって既に10年以上経つ。麻雀そのものは楽しいし、頭も使う、もしかしたら最高のテーブルゲームではないかと思うけど、賭け事として考えると結局仲間うちで回ってるだけなので生産性皆無ということに気がついたから。
かといってフリーの雀荘に行くほどの技術も度胸もないし。子供たちがもう少し大人になったら、純粋にゲームとして家族でできるとよいかもしれません。