"さぎさわめぐむ"と読みます。"もえ"ではありませんよー。
ちなみに鷺沢も"しぎさわ"と読まれたりしてますが、"さぎさわ"です。お父さんのペンネームのひとつから取ったらしいです。
鷺沢さんが突然いなくなってもう6年。この時期になると必ず鷺沢さんの本を読みます。『葉桜の日』も何回も読んでいます。
人は基本孤独な存在なんだけど、人と寄り添うことで自分の存在を確かめる。私の少ないボキャブラリでどう表現していいか難しいんだけど、透明な孤独を感じる作品が多いです。でも誰よりも人が好き。この矛盾が鷺沢さんの小説の魅力だと思うのです。
2004年4月11日。享年35。
何で、自死なんてしちゃったんだろう。しかも代表作の葉桜の季節に・・・。
鷺沢さんの本もどんどん店頭から消えていますが、BOOKOFFには、すべてではないですけど、必ずあります。未読の方で、孤独を感じている人がいたら是非読んで欲しいです。癒されること必至です。