先日見た同名映画の原作を読む。会社の後輩に貸してもらいました。
映画は、一定の時間内に収めないといけないので登場人物設定の改変、シーン前後の入替など原作通りに作ることは難しい。それに一番の要因は、小説を先に読むと、自分の好きな役者さんにありえないアングルで脳内映画を作ってしまうので、映画化された時、どんなに忠実に作っても違和感を感じてしまう。
それが映画の評価につながってしまうのは、悲しいし、映画を製作した人々に対して失礼だと思うのです。
この映画も原作と比較するとやはり原作に軍配です。どうしてもそうなってしまうケースが多いのは仕方がない。
だから、「読んでから観るか、観てから読むか」という昔の角川メディアミックス戦略のキャッチコピーでいえば、観てから読む方がよいのではないかと思うのです。。
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/02/25
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