「99のなみだ」シリーズのひとつ。12の掌編のそれぞれが涙を誘う。副題の「涙が心を癒す短編小説集」は看板に偽りなし、です。
作り話で、泣きをテーマにした話であるとわかっているのに、うるうる来てしまいます。
会社の往復の電車の中が主な読書スペースなんですが、このシリーズ読んでいると見事にはまってしまい、泣きそうに(たまには本当に泣いたり)しています。
いい年をしたサラリーマンのおぢさんが本読みながら泣いている。うーん微妙な光景に違いない。
小田急線で朝夕、そういう光景に出合ったら、おそらくそれは私なのでそっとしておいてください。。

99のなみだ・花―涙がこころを癒す短篇小説集 (リンダブックス)
- 作者: リンダブックス編集部
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2009/08/01
- メディア: 文庫
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