阪神淡路大震災の時は火災がすごかったけど、今回は津波で一瞬のうちに街が消えてました。
日本って、平地が少なくてほとんどが河口に近いところ、海沿いに街があるから、津波が来ると一発です。
津波というと、特撮ものでは数十メートルのビッグウェーブが街を襲うシーンがよく出てきますが、実際は、静かにいつもより高い波がいろんなものを巻き込んで進んでくるんですね。
スマトラ沖地震の時の津波もすごかったけど、発展した街が、海上にある船は勿論、自動車や港湾近くの建物を次々に飲み込み家が家を壊しながら進んでいく波は恐怖以外の何物でもない。
「岸辺のアルバム」で多摩川の増水で家が流れたシーンが舞台となっていましたが、それが何重にもなった感じ。
すべてを無くした人々にどんな言葉をかけても虚しく響くのみ。まずは自分のできることから始めることにしよう。計画停電は大変ですが、これもまた協力できることの一つであることは間違いない。
さて、明日の仕事はどうなるんだろう。まずは、会社に行ってみるしかないですね。