「機動戦士ガンダムさん」も7巻(ななつめの巻)目。今回は1/3が1stガンダム制作の舞台裏を虚々実々織り交ぜて描く「ガンダム創世」。右肩上がりに視聴率回復する中、TV放映が終了、トミノ監督に次なる野心が芽生える。4部作10時間での映画化プロットをアニメ誌(アニメージュね)にあくまでも私案としてリーク。終了した番組に新しいスポンサー(バンダイ)が付き、ガンプラが発売。そして松竹社長に直談判。松竹社長からは「ヤマトを作ってくれ」と。激怒するトミノ監督。しかしこれは、興業会社の経営者からの謎掛けでもあった…。
過剰な演出ではありますが、事実に即したフィクションで、1stガンダムリアル直撃世代にはたまらない。宇宙に上がってからの安彦さんの作画がない、とか、「悩ましのアルティシア」(月刊OUT巻頭カラーピンナップポスター)事件とか、思わずあの頃にタイプスリップしちゃいます。私?勿論1980年3月号のOUTしっかり買いましたよ。実家の押し入れにまだあるはず。。。
機動戦士ガンダムさん ななつめの巻 (角川コミックス・エース 40-31)
- 作者: 大和田 秀樹
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/26
- メディア: コミック
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