日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

amazonでお買い物

 「宇宙戦艦ヤマト」の実写版「SPACEBATTLESHIPヤマト」のblu-rayが金曜日発売されたのですが、買いに行けなかったので昨日AMAZONに注文したものが届きました。ついでに、「秒速5センチメートル」の漫画版(1,2巻完結)、CD「金田一耕助の冒険 特別版」を合わせて注文。昨日注文して、今日届いちゃうんだから便利この上なし。
 本当は、本は本屋、CDはCDショップというのが基本なんです。行きつけは、本なら新宿の紀伊国屋本店かサザンシアター店、帰りがけにだいたい毎日寄るのは、あおい書店新宿店(新宿2丁目の新宿絡みのコーナーが充実している)と最寄駅のBOOKMATES新百合ヶ丘店。CDは、タワレコの新宿店が多い。
 最近は、本もCDもDVDも全然売れなくなっていると聞きます。特に店舗での販売は、毎年前年比減とも。駅前に必ずあった街の本屋さんやレコード屋さんはとても経営が難しく、どんどん閉店しています。インターネットの普及で、簡単に本やCDが買えるのはうれしいのだけど、本屋さんやCDショップで、所謂表紙(ジャケッット)買いっていうのは、新しい世界の窓を開く瞬間でもあります。そうして偶然出逢った作品も数限りなくあります。
 「heeさん、これから紙の本はなくなるんでしょうか」と、先日昼飯後上司から問われました。
 私的には、なくならないと信じています。CDやDVD、blu-rayなど音楽や映像のハードメディアはもしかしたら、あと20年持たないと思いますが、本は、オンデマンドのような形でも、紙媒体での「本」は残る気がします。
 本って、まず買った時の高揚感が今でもあります。音楽も昔は少ないお小遣いでやっ買ったレコードに傷がつかないようにそっとジャケットから取り出し、静電除去のスプレーをしゅっとひと吹き、ベルベットのレコードクリーナを掛けて、ゆっくりと外縁に針を落とすこの瞬間はたまらなく好きでした。レコードが擦り切れるほど聞いたのは、私たちよりちょっと上の世代。私たちは、カセットテープに即ダビングし、テープが伸びてしまうほど何度も聞きました。
 だから、私たちの世代は、アルバムの構成通りに曲を覚えました。A面の2曲目がいいんだよね、とか、B面1曲目がなに、とか。シングルレコードでも、必ずB面があって、A面目当てで買ったのにB面の曲が気にいったなんてこともよくありました。それがCDになって好きな曲だけを頭出しで聞いたり、最近は1曲だけを購入したりできるようになった。
 音楽を聴く環境がこの30年くらいの間に激変して、レコードより扱いやすいCDに、そしてipodなどのデータ再生機。音楽を聴く環境は、どんどん楽に、簡単になっていきました。
 本は、最近、ipadキンドルなど読書用の端末が出ていますが、やっぱり、いつでもどこでもというにはまだ改善の余地があります。確かに保管という意味では、たくさんの本が1台の携帯端末に入るのですから、便利です。しかしながら、端末の重さは、文庫本にはかないませんし、電池が無くなれば読むこともできません。
 私的に読書端末の最大の欠点は「所有感」のなさ。たとえば、昔、角川文庫の平井和正を次々と読み漁っていた時、緑色の背表紙が本棚に並ぶのは快感でした。この、好きな本が本棚に並ぶというのは、本好きにとって喜びなのですよ。
 また、なにかのきっかけで、いつデータが消えるかもしれないのは、やはり、怖い。「1回読んだ本なら別に消えてもいいじゃん」と思われるかもしれませんが、そういうもんではないんですねぇ。


話がどんどんふくらんでしまいました。
要は、インターネット書店も街の書店も其々の役割があるので、うまく共存してほしいなと、本好きとしては思うのです。
DVD(映像)の不振についてはいずれまた…。

SPACE BATTLESHIP ヤマト プレミアム・エディション 【Blu-ray】

SPACE BATTLESHIP ヤマト プレミアム・エディション 【Blu-ray】

秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)

秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)

秒速5センチメートル(2) <完> (アフタヌーンKC)

秒速5センチメートル(2) <完> (アフタヌーンKC)

金田一耕助の冒険 特別版

金田一耕助の冒険 特別版

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