というほど大げさなもんじゃないのですが、自虐ネタ系blogerとしては、慢性的にネタに困っているのでこういう事はまさにネタとしてはうってつけの話題ってことで…。
数ヶ月前から、散々センセーにせっつかれていた鼻腔奥の腫瘍「鼻ポリープ」の切除をやりました。元々花粉症で、鼻が詰まり気味だったのですが、この時は、花粉症の時期でもないのに花粉症様の症状だったので耳鼻科に行ったら、ポリープが結構酷い状態になってる事が発覚。確かに左の鼻腔では、匂いも感じにくくなっていました。
大体2週に1回通院していたのですが、センセーは早く手術することを執拗に言ってきます。ポリープが結構奥にある事。副鼻腔炎も併発しているので、手術内容的には全身麻酔で、鼻腔全体を開いて処置する為、1ヶ月位入院してもらう必要があるといわれてました。
正直生死にかかわる状態でもないのに、1ヶ月も休める状態でないのは世の働くお父さんに共通の事。で、回答をズルズル先伸ばししていました。そんな私の様子に業を煮やしたセンセーが、代案として「完治はできないがとりあえず出来るところまで局所麻酔でポリープ切除をするだけなら、日帰り手術で出来ますからそれでやりましょう」といってくれました。ただ、あくまでも見える部分の大きいところだけで、奥まではできないから数年後には再発することは了承してほしいということ。これならば、数日休む程度で済みます。更に副鼻腔炎の治療はできないので、これは投薬治療を継続し、これ以上悪くならないようにするということ。
そんで、本当なら、1回手術で全部完璧に治したいところですけど、センセーが提案してくれた日帰り手術を選択したのでした。
さて、手術といってもいつもの治療台に座り行うもの。まずは麻酔をします。これは注射だったのか塗布しただけなのか。そもそも、鼻の治療って、鼻の穴の中に細い棒状の針金みたいなのをぐりぐり突っ込まれます。痛いです。それにセンセーは「力抜いて〜」といいますが、鼻の穴にもの突っ込まれて力抜けるわけはない。条件反射です。で、麻酔が効いてきた頃、恐らく小さなハサミみたいなものを鼻の穴に突っ込みポリープ切除にかかります。鼻の奥で「ジョキ、ジョキ」といってる音が骨伝導なのか耳に響きます。それだけでも、気を失いそうなのに、鼻の奥からの出血が口の中を満たしていきます。で、自分でソラマメみたいな形のステンレスの器を胸元にもって血を吐き出しつつ手術を続けます。あぁ、局所麻酔ってサイテー。
途中休憩を挟み、正味1時間弱で手術は終了。終わってしまえばあっという間でしたが、手術中はいつまで続くか不安でした。その後は家に帰ってきて寝てました。現在は疼痛が残っている程度、出血も随分すくなくなりましたが、夕食後、また出血したので、しばらくあったかいものとか食べるのはやばそう。お酒もいかんだろうな。話をしていても血が喉に回ってくるんで気持ちが悪い。そういえば、センセー術後の生活について何の指導もしてくれなかった。
そんな状態なので、明日明後日大事を取って休むことにしてます。血さえ止まれば休まなくても身体的には大丈夫だと思うんですけど、消化しきれてない有給休暇を消化する為と、ここで無理しても良いことはないし。とはいえ、休んでる場合じゃないのは間違いなく、一応PC持って帰ってきてるんで、メールチェックだけはしようと思います。。。あぁ社畜な私。