日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

本屋が好きです。

 とにかく本屋が好きです。本屋を見かけると入らずにはいられません。新刊書店に限らず、BOOKOFFも、おじさんが一人でやっているような普通の古本屋さんなんかも好き。
 本がいっぱいあるところって落ち着きます。マンガ喫茶は行ったことがないのだけれど、一度行ったら病み付きになりそうで怖い。
 うちにもいっぱい本があります。屋根裏には隙間なく本が入っていますが、手の届くところにも必ず本があります。漫画も読みますが、中心はやっぱり文庫本の小説。ハードカバー本も読みますが、以前どうしても土日で読み終わらなくて、でも先が気になったんで、通勤電車に持ち込んで読んだのですが、腕が攣って死ぬ程痛くて、それ以来、家でしかハードカバーは読まないことに決めました。
 今日は、帰りがけに紀伊国屋に寄りました。目的は「ムダヅモ無き改革」第7巻。おまけ付きの特装版の方。「近代麻雀オリジナル」連載の麻雀漫画ですが、登場人物が、実在の政治家をモデル(主人公は小泉ジュンイチロー!)にしており、各国の首脳と(いかさま)麻雀で対決したりする。荒唐無稽な話。麻雀知らなくても充分楽しめます。
 で、それを 買いに行ったら「的中!100%」という漫画があり、表紙買い。うーん。表紙買いとは違うな。タイトル通り、弓道を題材とした4コマストーリー漫画。弓道の漫画って珍しいので、見つけるとできる限り買うようにしています。昔「爆射!!弓道MEN」という漫画があり買って読んだら、これがもうすごいエロ漫画で…ゴホゴホ。
 
 欲しいものが決まっていて、探すのが面倒臭い時、特に自分があまり行かないコーナーにあるビジネス書の類などは、amazonを利用することが多いです。ビジネス書も読まないことはないんですけど、ああゆうノウハウ本を読んで仕入れた知識をひけらかす人は底が浅いというか、レベルが低いと思ってしまいます。結局あの手の本は、いろんな事実に対して著者の思ったことが書いてある、いわば解説本。偉い学者さんが、自説をまとめた本もある。そんな本を読むくらいならば、経営のノンフィクションや、経済小説を読んで自分で感じることの方が大切だと思う。経営(経済)小説じゃなくても、どんな物語でも「自分だったらこんな時どうする?」という脳内のシュミレーションは、自分の経験値を間違いなくアップさせてくれます。
 そう、本を読むのは単に知識を得るための手段じゃないです。様々な状況において自分はどう感じることができるか。自分だったらどう行動するか。そんなことを考えながら物語世界に没入することが大切なのではないかと思うのです。
 目的を持って本屋に行くよりも、ぶらぶら歩き回って、気になったタイトルの本を手に取る。最初の数ページを読んでみたり、あとがきを読んだりして面白そうだと思ったら思い切って買ってみる。装丁が気にいったとか、タイトルが気にいったとか、そんな理由でもよい。そうすることで、新しいお気に入りの作家に出逢えてしまったりする。そうなると、今度はその人の著作を探して読みたくなる。
本屋さんは豊饒の海。自分を成長させてくれるたくさんの物語がそこにあります。