日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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ミュンヒハウゼン症候群

なんかまた新しい言葉だぞ。いや、知らなかっただけですが(^-^;)。
要は、仮病を言って他人の同情をかったり、関心を引いたりするようなこと。近親者を病気にしたりするのは「代理ミュンヒハウゼン症候群」というらしい。これで実際に子殺しをしてしまった母親の事件がありましたね。
 ひとつの病気の問題が解決したり、嘘が見破られたりすると新たな病気を作り出す。重篤な患者と見せかける為に自傷行為や検査検体のすり替え(!)、偽造工作などを繰り返し行うとか、ここまで来ると確かにビョーキ。
 昔「オヨヨ島の冒険」(小林信彦著)で、醤油をコップ1杯呑んで熱を出して学校休む、というシーンがあったと思う。これは単なる仮病か…。醤油飲むと熱出るんだー、やって見ようかと思った覚えがある。


 体調が悪くて辛い時、「あぁなんか辛いアピールしてると思われたらやだなぁ」とか思う事はある。明日も検査通院なんだけど、それも単に社会人として半休するのに周りにも理由をちゃんと伝える事が大切だと思うので、出来る限り仕事に絡む人には「病院なんで午後いないよ」と伝えるようにしてるけど、それもアピールと取られると困る。
 そーいえば体温計で熱測るの嫌いだなぁ。何となく熱っぽいなぁくらいなら測らない。さすがにこれはちょっときついぞと思って測るとホントにすごい熱だったりする。もうそうなると、それまでなんとか持ちこたえていたのにヒューっと力が抜けていく。
 わざわざ嘘をつかないと病気になれない人が逆に羨ましい。こちとら、齢を重ねるに従ってあっちこっちにガタがきてる。会社に行くと調子が悪くなるのは、別の病だ(苦笑)。それでも、人前では気丈に振る舞う。講師とかやってる時は、熱があるからとか言ってらんないし。
 体調はできる限りコントロールしないと社会人ってやってられないと思うんですよね。嫌だと思っても、多少体調が悪くてもやる時はやる。さすがに調子が悪くて休む時も、一応手帳で予定を確認して、多少無理しても行けるときは行くし、なんとか予定を変更できる範囲であれば、休んだりすることは確かにあるけど。
 サラリーマンなんて歯車だから、仮に突然いなくなってもいくらでも代替が利く。理屈では理解していても、やっぱり多少無理をしても仕事をしてしまうのは、矜持のなせる業。でもそれがなかったら自分なんかどんどん怠けてしまいそうな気がします。

 
 甘えと一括りには出来ない。けど少しの責任感があればこういう病気にはならないような気がします。とはいえ逆に本当に病気なのに無理し過ぎると取り返しのつかない事になったりするんで、要は自己管理をしっかりしないといけないってことですね。